富山県 南砺市の国民健康保険|保険料・減免・申請窓口まとめ

南砺市の国民健康保険|令和8年度の保険税・減免・申請窓口を完全ガイド

南砺市は富山県の南西端、岐阜県と境を接する市で、世界遺産・五箇山の合掌造り集落や、城端・井波・福野・福光といった旧町の町並みで知られます。
この記事では、令和8年度の最新税率にもとづく南砺市の国保税の計算方法、軽減・減免、会社都合退職での特例軽減、納期と納付方法、窓口の電話番号までまとめました。
南砺市の国保税で目を引くのは税率の低さです。所得割は医療分6.40%・後期支援分1.90%・子ども・子育て支援分0.30%・介護分1.60%で、4区分の合計は10.20%。均等割は国保に入る1人につき医療分25,500円・後期支援分7,700円・介護分8,200円・子ども分1,320円(+18歳以上60円)、平等割は医療分19,700円・後期支援分6,000円・子ども分840円・介護分4,500円です。
本サイトで調べた富山県内7市(富山・高岡・氷見・射水・魚津・黒部・南砺)で比べると、所得割の合計10.20%と、均等割の合計42,780円はいずれも最も低い水準です。
もうひとつ特徴的なのが、市が「国民健康保険税の簡易試算表」を公式のお知らせ(PDF)に載せていること。加入者ごとの所得から、手順どおりに年税額の目安を自分で出せます。

1. 南砺市の国民健康保険の概要

南砺市の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。

南砺市の保険税は3方式(所得割+均等割+平等割)で計算します。「平等割」は世帯単位でかかる定額部分で、世帯人数が少ないほど1人あたりの負担感が大きくなります。

南砺市は「保険税」ではなく「保険税」で、4区分すべてが3方式(所得割+均等割+平等割)です。市は「国保税は世帯主が納税義務者と定められています」とし、「世帯主が国保以外の健康保険に加入していても、家族のどなたかが国保に加入している場合は世帯主が納税義務者となります」と案内しています。
所得割の計算ベースは「総所得金額等-基礎控除額」。令和8年度は令和7年中の所得が対象です。基礎控除額は合計所得金額で変わり、2,400万円以下は43万円、2,400万円超2,450万円以下は29万円、2,450万円超2,500万円以下は15万円、2,500万円超は0円です。
納税通知書は毎年7月中旬に届きます。年度の途中で加入・脱退などの異動があると、異動が判明した翌月に国民健康保険税変更決定通知書が送られます。年度途中の加入・脱退の税額は月割で計算されます。

国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。

2. 保険税の計算方法|令和8年度の料率

令和8年度 南砺市国民健康保険税 料率
区分所得割率均等割(1人年額)平等割(1世帯年額)賦課限度額
医療分6.40%25,500円19,700円670,000円
後期高齢者支援金分1.90%7,700円6,000円260,000円
介護分(40〜64歳)1.60%8,200円4,500円170,000円
子ども・子育て支援金分0.30%1,380円
(子ども・子育て支援金分の均等割は1,320円に18歳以上均等割60円を加えた1,380円(18歳以上の場合)。市の税率表は「1,320円」と「18歳以上均等割 60円」を別の行に分けて載せています。18歳に到達して最初の3月31日以前の被保険者は全額減額されます)
840円30,000円
  • 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
  • 40歳未満は医療分・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
  • 子ども・子育て支援金分の均等割は1,320円に18歳以上均等割60円を加えた1,380円(18歳以上の場合)。市の税率表は「1,320円」と「18歳以上均等割 60円」を別の行に分けて載せています。18歳に到達して最初の3月31日以前の被保険者は全額減額されます。申請は不要です。
  • 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。

所得割の合計は10.20%(医療分6.40%+後期高齢者支援金分1.90%+介護分1.60%+子ども・子育て支援金分0.30%/介護分は40〜64歳)。本サイトで調べた372市区の中央値は13.01%で、約2.8ポイント低い水準です。

富山県内で調べた7市のなかで、所得割の合計は最も低い数字です(黒部市10.95%、富山市11.31%、氷見市11.1%、射水市11.4%、高岡市11.81%、魚津市11.91%。いずれも4区分の合計)。医療分の所得割6.40%は富山市と並ぶ県内最低で、魚津市7.8%、高岡市7.2%とは1ポイント近い差があります。

介護分の所得割1.60%は調査372市区の中央値2.42%を大きく下回ります。40歳になったときの上乗せが小さい設計です。

均等割の合計は1人42,780円(医療25,500+後期支援7,700+介護8,200+子ども1,320+18歳以上均等割60)。本サイトの県内7市で最も低く、高岡市43,420円・黒部市43,650円よりも低い水準です。全国の中央値53,900円と比べると約1.1万円低くなります。

平等割の合計は1世帯31,040円(医療19,700+後期支援6,000+介護4,500+子ども840)。県内では黒部市30,900円に次ぐ低さで、全国の中央値33,840円も下回ります。

賦課限度額は合計113万円(医療67万+後期支援26万+介護17万+子ども3万)。

【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円

所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円

  • 医療分: 所得割 164,480円 + 均等割 89,250円 + 平等割 19,700円 ⇒ 273,430円
  • 後期支援分: 所得割 48,830円 + 均等割 26,950円 + 平等割 6,000円 ⇒ 81,780円
  • 介護分: 所得割 41,120円 + 均等割 16,400円 + 平等割 4,500円 ⇒ 62,020円
  • 子ども分: 所得割 7,710円 + 均等割 2,760円 + 平等割 840円 ⇒ 11,310円

合計: 年間 約428,540円(月あたり約35,700円)

この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。

【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)

基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円

  • 医療分: 所得割 101,760円 + 均等割 25,500円 + 平等割 19,700円 ⇒ 146,960円
  • 後期支援分: 所得割 30,210円 + 均等割 7,700円 + 平等割 6,000円 ⇒ 43,910円
  • 介護分: 所得割 25,440円 + 均等割 8,200円 + 平等割 4,500円 ⇒ 38,140円
  • 子ども分: 所得割 4,770円 + 均等割 1,380円 + 平等割 840円 ⇒ 6,990円

合計: 年間 約236,000円(月あたり約19,700円)

単身世帯でも平等割が合計で年31,040円のってきます。平等割のない自治体(横浜市や東京23区など)と比べると、この分がまるごと差になります。

【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円

ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。

軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)

  • 医療分 194,320円 / 後期支援分 57,970円 / 介護分 49,980円 / 子ども分 9,210円 ⇒ 合計 約311,480円

非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)

  • 判定所得も82.8万円に下がるため均等割・平等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
  • 医療分 61,632円 / 後期支援分 18,522円 / 介護分 16,528円 / 子ども分 2,970円 ⇒ 合計 約99,652円

差額は年間およそ21万2千円。届出書1枚でこれだけ違います。南砺市が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。

(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は南砺市公式サイトでご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。

3. 賦課限度額(保険税の上限)

  • 医療分 670,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
  • 世帯合計の最大値: 年113万円(1,130,000円)

所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。

4. 南砺市の軽減・減免制度

制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。

4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用

令和8年度 軽減判定の所得基準
軽減率世帯の総所得金額等が以下の額以下
7割軽減43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
5割軽減43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
2割軽減43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)

軽減されるのは均等割と平等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険税が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。

4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用

未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。

4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用

令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、子ども・子育て支援金分の均等割は1,320円に18歳以上均等割60円を加えた1,380円(18歳以上の場合)。市の税率表は「1,320円」と「18歳以上均等割 60円」を別の行に分けて載せています。18歳に到達して最初の3月31日以前の被保険者は全額減額されます。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。

4-4. 非自発的失業者の保険税軽減|要申請

倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。

  • 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
  • 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
  • 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
  • 届出先: 各市民センター窓口(持参するもの:雇用保険受給資格者証、世帯主と対象者の個人番号がわかるもの、国民健康保険資格確認書(お持ちの方))
  • 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です

南砺市が案内する非自発的失業者の軽減は、離職日の翌日から翌年度末まで、申請により適用されます。ハローワークで「雇用保険受給資格者証」を交付された後に申請します。
対象は離職時の年齢が65歳未満で、離職理由コードが(1)倒産・解雇など(特定受給資格者)=11・12・21・22・31・32、(2)雇い止めなど(特定理由離職者)=23・33・34のいずれかの人。ここに当たらないコードは対象外です。
軽減内容は対象者の給与所得を30/100とみなして所得割額を計算すること。申請先は各市民センター窓口で、市役所本庁まで行かなくても出せます。

書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。

4-5. 産前産後期間の保険税軽減|要届出

出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。

4-6. 南砺市の減免制度|要申請

南砺市の軽減・減免は、申請不要のもの(低所得の7・5・2割軽減、未就学児の均等割、18歳未満の子ども分、後期高齢者医療への移行に伴う軽減)と、申請が必要なもの(旧被扶養者の軽減、非自発的失業、産前産後、所得皆無・災害等の減免)に分かれています。

南砺市 国民健康保険税の減免
種類主な要件減免内容・手続き
低所得世帯の軽減
(申請不要/要・所得申告)
軽減判定用所得が、43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)以下=7割、+31万円×(被保険者+特定同一世帯所属者の人数)以下=5割、+57万円×同人数以下=2割均等割額と平等割額を軽減。南砺市は均等割42,780円+平等割31,040円=73,820円が対象(18歳以上・40〜64歳の単身)。7割軽減なら約2.2万円まで下がります
未就学児の均等割5割軽減
(申請不要)
令和8年度時点で小学校入学対象でない方(令和2年4月2日以降生まれ)医療分と後期支援分の均等割(合計33,200円)を5割軽減。7割軽減世帯は9,960円→4,980円、5割軽減世帯は16,600円→8,300円、2割軽減世帯は26,560円→13,280円、軽減なし世帯は33,200円→16,600円(市の表による)
18歳未満の子ども分均等割の軽減
(申請不要)
18歳に到達して最初の3月31日以前の被保険者子ども・子育て支援金分の均等割(1,320円)と18歳以上均等割(60円)が全額減額
後期高齢者医療への移行に伴う軽減①
(申請不要)
75歳以上の人が後期高齢者医療制度に移行し、75歳未満の人が引き続き国保に加入する世帯軽減を受けていた世帯は、世帯構成や収入が変わらなければ均等割・平等割が今までと同じ軽減。国保の被保険者が1人になる場合は、医療分と後期支援分の平等割が最初の5年間は半額、その後3年間は4分の3
後期高齢者医療への移行に伴う軽減②
(要申請)
75歳以上の人が会社の健康保険などの被用者保険から後期高齢者医療制度に移り、被扶養者だった65〜74歳の人が国保に加入当分の間、所得割額が免除、最初の2年間は均等割額・平等割額が半額
産前産後期間の軽減
(要届出)
南砺市の国保に加入し、令和5年11月以降に出産した人・出産予定の人(妊娠85日以上、死産・流産・早産・人工妊娠中絶を含む)所得割額と均等割額から、出産予定月(出産月)の前月〜翌々月相当分を減額。多胎妊娠は3か月前から6か月相当分。払いすぎとなった分は還付。届出は最寄りの市民センターまたは健康課
所得皆無による減免
(要申請)
所得が皆無となり、生活が著しく困難となった場合個別の相談・審査。詳細は税務課(0763-23-2005)へ
災害等による減免
(要申請)
納税義務者またはその世帯に属する被保険者の住宅・家財が、災害等で著しい損害を受けた場合など(一定の要件あり)個別の相談・審査。詳細は税務課(0763-23-2005)へ

軽減判定の所得は、所得割の所得と少し違います。南砺市のお知らせは次のとおり案内しています。
「軽減判定用所得=総所得金額等+専従者控除額+土地建物等の譲渡所得の特別控除額」——事業専従者に給与を払って所得を圧縮した人や、自宅を売って特別控除で税金がかからなかった年でも、軽減判定ではそれらを足し戻して見られるため、7・5・2割軽減から外れることがあります。
「65歳以上の年金受給者の場合、公的年金等の雑所得から15万円が控除されます」。
「擬制世帯主(国民健康保険に加入していない世帯主)の所得も含みます」——世帯主が会社の健康保険に入っていても、世帯主の所得が判定に入ります。
「特定同一世帯所属者」(国保から後期高齢者医療に移り、同じ世帯に残っている人)も被保険者数に含めて判定します。
「加入者の所得が不明な場合は、申告をされないと国民健康保険税が軽減されません」。収入がなくても住民税の申告は済ませてください。

保険税が重いと感じたときの選択肢は保険税が高い・払えないときのガイドもあわせて。

4-7. 払えないときは滞納する前に相談

滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。

5. 納付方法

  • 口座振替(市は「うっかり納め忘れ」を防ぐため口座振替をすすめています。一度手続きすれば翌年度以降も継続。他税目と別口座での振替も可能。手続きは市内最寄りの金融機関・郵便局窓口)
  • 納付書による納付(通知書に同封)
  • 年金からの特別徴収(天引き)(65〜74歳の世帯主の一定の世帯。申し出により口座振替の普通徴収に変更可能)

南砺市の納期は第1期〜第8期の年8回です。令和8年度の納期限は、第1期7/31(金)・第2期8/31(月)・第3期9/30(水)・第4期11/2(月)・第5期11/30(月)・第6期12/25(金)・第7期2027年2/1(月)・第8期3/1(月)。
年金天引きの対象になる条件(市のお知らせより)は次の3つすべてです。(1)世帯主が国保の被保険者であること(会社の健康保険・共済組合の加入者、75歳以上で後期高齢者医療の加入者、年度途中で75歳になる人は対象外)、(2)世帯内の国保加入者全員が65〜74歳であること(65歳未満の加入者がいれば対象外、75歳以上の人が世帯主なら対象外、75歳以上の人が世帯主でなければ対象)、(3)特別徴収の対象となる年金の年額が18万円以上で、国保税が介護保険料と合わせて老齢基礎年金額の2分の1を超えないこと。
滞納すると、市のお知らせでは次の措置があると案内しています。(1)督促を受けたり延滞金が加算される、(2)一定期間滞納している世帯は特別療養費の支給対象となり、医療機関での支払いが一度全額自己負担になる(後日申請で保険給付分を支給するが、全部または一部が滞納税にあてられる)、(3)財産の差し押さえ等の滞納処分。災害等で納付が困難になったときは早めに税務課へ相談してください。
納付済額の証明:毎年1月中旬頃に納付済額証明書(葉書)が届き、確定申告の社会保険税控除に使います。控除できるのは本税のみで、督促手数料と延滞金は含みません。年末調整で控除した人には確定申告用の証明書は送付されません。年金天引きのみの人は、年金の源泉徴収票で金額を確認します。

6. 加入・脱退の手続き

6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)

状況別 加入時の必要書類
事由必要書類
会社を退職した健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
他市区町村から転入本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可)
子どもが生まれた本人確認書類、母子健康手帳
生活保護が廃止された保護廃止(停止)通知書、本人確認書類

6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)

状況別 脱退時の必要書類
事由必要書類
就職して社保に加入した新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類
他市区町村へ転出本人確認書類(転出届と同時に手続き可)
生活保護の受給開始保護決定通知書、本人確認書類
死亡本人確認書類、死亡を確認できる書類

脱退の届出を忘れると国保税の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。

7. 南砺市の国保窓口一覧

南砺市は国保税の税額・納付=税務課 市民税係、国保の手続き=市民課 国保・年金係と担当が分かれ、各市民センターでも手続きができます。

南砺市 国保の窓口(南砺市役所:〒932-0292 南砺市荒木1550番地)
窓口電話番号主な業務
税務課 市民税係0763-23-2005
FAX 0763-52-3232
国保税の税額・納付、軽減判定、納付済額の照会、減免の相談
市民課 国保・年金係0763-23-2011国保の加入・脱退などの手続き(市のお知らせの問い合わせ先)
健康課市役所へ確認産前産後期間の軽減届出の提出先のひとつ(市民センターでも可)
各市民センター南砺市役所へ確認非自発的失業者の軽減申請、産前産後の届出、納付済額証明書の再発行、口座振替の案内

産前産後の軽減届出の問い合わせ先は、市のページでは健康課 国保・年金係 0763-23-2011、税額については税務課市民税係0763-23-2005と案内されています。令和8年度のお知らせ(PDF)では国保の手続きの窓口は市民協働部 市民課 国保・年金係(0763-23-2011)と書かれており、電話番号は同じです。

納税義務者は世帯主です。世帯主が国保に入っていなくても、同じ世帯に加入者がいれば世帯主宛てに通知が届きます。証明書も世帯主名で発行されますが、実際に納付した人が社会保険税控除として申告できます。

8. よくある質問(南砺市の国保)

Q1. 南砺市の国保税は、富山県内でどのくらいですか?
A. 本サイトで調べた県内7市で比べると、所得割の合計(4区分)は南砺市10.20%が最も低く、黒部市10.95%、氷見市11.1%、富山市11.31%、射水市11.4%、高岡市11.81%、魚津市11.91%の順に高くなります。均等割の合計42,780円も県内最低、平等割の合計31,040円は黒部市に次いで低い水準です。全国372市区の中央値(所得割13.01%、均等割53,900円、平等割33,840円)と比べても低めです。ただし、実際の税額は所得・世帯人数・年齢で変わるので、通知書か市の案内で確認してください。

Q2. 南砺市の国保税の目安を自分で計算できますか?
A. できます。南砺市は令和8年度のお知らせ(PDF)に「国民健康保険税の簡易試算表」を載せています。手順は、(1)加入者全員の令和7年分の所得資料(確定申告書控え・源泉徴収票)を用意、(2)一人ひとりの総所得金額等から基礎控除(43万円)を引いて課税標準額を出し、(3)加入者数a・18歳以上の人数c・40〜64歳の人数dと、課税標準額の合計b・40〜64歳の合計eを、医療分・後期支援分・子ども分・介護分の式に当てはめる、(4)区分ごとの合計を足して年税額にする、という流れです。市は「あくまでも目安です」と注記しており、軽減がかかる場合や途中の資格異動で実際の賦課額とは異なります。

Q3. 子ども・子育て支援金分とは何ですか?
A. 令和8年度から医療保険に上乗せして集められる新しい区分です。南砺市は所得割0.30%、均等割1,320円、18歳以上均等割60円、平等割840円、限度額3万円で設定しています。18歳に到達して最初の3月31日以前の被保険者は全額減額されます。

Q4. 未就学児の均等割はいくらになりますか?
A. 市のお知らせの表では、医療分(25,500円)と後期支援分(7,700円)の合計33,200円が基準です。軽減なし世帯は16,600円、2割軽減世帯は13,280円、5割軽減世帯は8,300円、7割軽減世帯は4,980円に下がります(所得に応じた軽減を適用したうえで、さらに5割を軽減)。申請は不要で、端数処理(100円未満切り捨て)で1人あたりの額が少し変わることがあります。

Q5. 65歳以上の年金受給者の軽減判定は?
A. 軽減判定の所得は、65歳以上の年金受給者は公的年金等の雑所得から15万円を控除して判定します。また、世帯主が国保に入っていなくても世帯主の所得は判定に含まれます。

Q6. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、低所得世帯の軽減
(申請不要/要・所得申告)・未就学児の均等割5割軽減
(申請不要)・18歳未満の子ども分均等割の軽減
(申請不要)・後期高齢者医療への移行に伴う軽減①
(申請不要)・後期高齢者医療への移行に伴う軽減②
(要申請)・産前産後期間の軽減
(要届出)・所得皆無による減免
(要申請)・災害等による減免
(要申請)などの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。

Q7. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に南砺市役所 税務課 市民税係(0763-23-2005)/手続きは市民課 国保・年金係(0763-23-2011)で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険税もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。

9. まとめ|南砺市の国保で押さえるべきポイント

  • 南砺市は3方式(所得割+均等割+平等割)。令和8年度の料率は医療分6.40%・後期支援分1.90%・介護分1.60%・子ども分0.30%
  • 均等割は医療分25,500円・後期支援7,700円・介護8,200円・子ども1,380円、平等割は合計で年31,040円。賦課限度額は世帯合計で年113万円
  • 所得割の合計10.20%・均等割の合計42,780円は、本サイトで調べた富山県内7市で最低。全国372市区の所得割中央値13.01%より約2.8ポイント低い
  • 限度額は合計113万円(医療67万・後期支援26万・介護17万・子ども3万)
  • 非自発的失業の軽減は、離職理由コード9種(11・12・21・22・23・31・32・33・34)が対象。給与所得を30%とみなす。申請は各市民センターで、しないと適用されない
  • 納期は年8回(7月末〜翌3月1日)。年金天引き世帯も口座振替へ変更可
  • 市が「簡易試算表」を公式お知らせに掲載。加入者ごとの所得から年税額の目安を自分で計算できる
  • 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年21万2千円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
  • 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
  • 窓口は南砺市役所 税務課 市民税係(0763-23-2005)/手続きは市民課 国保・年金係(0763-23-2011)

出典・参考:
・南砺市公式:南砺市国民健康保険税について(令和8年度税率)
・南砺市公式:令和8年度国民健康保険税のお知らせ(PDF)
・南砺市公式:令和8年度国民健康保険税簡易試算表(PDF)
・南砺市公式:産前産後期間の国民健康保険税の軽減
・南砺市公式:国民健康保険税および後期高齢者医療保険料納付済証明について

※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は南砺市公式サイトでご確認ください。

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