後期高齢者医療の保険料は、年金からの天引きが一般的です。が、口座振替を選択することもできます。
実は、口座振替を活用することで、節税につながる可能性があります。
口座振替を選択して控除を活用
口座振替を選択するメリットは何でしょう?
口座振替にしたからといって、保険料が安くなるとか、そういったことはありません。しかし、保険料を年金からの天引きで支払う場合と、口座振替で支払う場合とでは、社会保険料控除の適用者が変わってくるのです。
保険料の支払い方法 | 控除を受ける人 |
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年金からの天引き | 年金受給者本人 |
口座振替 | 保険料を負担した人 |
年金からの天引きを行っている場合は、年金受給者本人以外が控除を受けることはできません。
しかし、納付方法を口座振替に変更した場合は、保険料を負担する人を世帯主や配偶者等に変えることができるため、所得税や住民税が少なくなる場合があります。
社会保険料控除は全額控除できるので、賢く使いたいですね。