茨城県 稲敷郡阿見町の国民健康保険|保険料・減免・申請窓口まとめ

稲敷郡阿見町の国民健康保険|令和8年度の保険税・減免・申請窓口を完全ガイド

阿見町は霞ヶ浦の南西岸に広がる茨城県南部の町で、予科練平和記念館があることでも知られます。
この記事では、令和8年度の最新税率にもとづく阿見町の国保税の計算方法、非自発的失業・産前産後の特例、人間ドック助成、窓口情報までまとめました。
阿見町の国保でまず目に入るのは、税率の低さです。40~64歳の所得割の合計は10.0%(基礎分6.2%+支援分2.2%+介護分1.3%+子ども分0.3%)、均等割の合計は45,600円。隣の土浦市(所得割12.63%・均等割72,200円)と並べると、所得ゼロの単身世帯で年26,600円、所得割で2.63ポイントの差があります。
もう1つ、納期が年9回(7月~翌年3月)で、最終の第9期が3月31日という点も、近隣の8回の市とは違うところです。
令和8年度は子ども・子育て支援納付金分の新設と基礎分の限度額の引き上げ(66万円→67万円)が町の公式ページで案内されています。

1. 稲敷郡阿見町の国民健康保険の概要

稲敷郡阿見町の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。

稲敷郡阿見町の保険税は2方式(所得割+均等割)で計算します。世帯単位でかかる平等割はありません。単身世帯にとっては比較的有利な設計です。

阿見町は「保険料」ではなく「保険税」方式で、2方式(所得割+均等割)です。町の税率表に平等割(世帯割)はありません。
町は税率について「茨城県から本町に示された国保事業費納付金及び標準保険料率を参考に保険税率の設定を行っています」と説明しています。国保が都道府県単位の運営になった平成30年度以降の仕組みです。
納税義務者は世帯主で、世帯主が国保に加入していなくても、家族が国保に入っていれば納税義務者は世帯主です(擬制世帯主)。低所得の軽減判定にも、国保に入っていない世帯主の所得が含まれます。
年齢別には、0~74歳に基礎分・支援分、40~64歳にさらに介護分、18~74歳に子ども・子育て支援納付金分がかかります。75歳以上は後期高齢者医療制度に移ります。

国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。

2. 保険税の計算方法|令和8年度の料率

令和8年度 稲敷郡阿見町国民健康保険税 料率
区分所得割率均等割(1人年額)賦課限度額
基礎分6.20%22,000円670,000円
後期高齢者支援金分2.20%10,000円260,000円
介護分(40〜64歳)1.30%12,000円170,000円
子ども・子育て支援金分0.30%1,600円
(子ども・子育て支援納付金分は18歳~74歳の加入者だけが課税対象(町の表は「18歳~74歳」)で、18歳未満の子どもには子ども分がかかりません)
30,000円
  • 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
  • 40歳未満は基礎分・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
  • 子ども・子育て支援納付金分は18歳~74歳の加入者だけが課税対象(町の表は「18歳~74歳」)で、18歳未満の子どもには子ども分がかかりません。申請は不要です。
  • 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。

所得割の合計は10.0%(基礎分6.2%+支援分2.2%+介護分1.3%+子ども分0.3%/40~64歳)。40歳未満・65~74歳は8.7%です。

均等割の合計は45,600円(40~64歳・18歳以上)。介護分がない世代は33,600円。18歳未満の子どもは子ども分がかからないため32,000円(基礎22,000円+支援10,000円)で、未就学児はさらに国の制度で5割軽減されて16,000円です。

賦課限度額は113万円(基礎67万円+支援26万円+介護17万円+子ども3万円)。町は「基礎賦課額の限度額が66万円から67万円に引き上がりました」と案内しています。

平等割も18歳以上の上乗せ均等割もありません。子ども分の均等割は18歳以上に一律1,600円で、18歳未満を軽減した分を上乗せする設計(土浦市の「2,100円+100円」など)は町の表には出てきません。

近隣市との比較(令和8年度・40~64歳・18歳以上)

阿見町と近隣市の税率比較(各市町の令和8年度の公表値)
市町所得割合計均等割合計所得ゼロ単身(40~64歳)平等割
つくば市13.64%71,100円71,100円なし
土浦市12.63%72,200円72,200円なし
阿見町10.0%45,600円45,600円なし

阿見町は所得割も均等割も、比べた2市より低い水準です。均等割は土浦市より26,600円、つくば市より25,500円低くなっています。
税率の高低は、その町の医療費水準・所得水準・県への納付金の額・基金や一般会計からの繰入れなどが組み合わさって決まります。税率が低い=給付が薄い、という意味ではありません(療養の給付は全国共通で、医療費の7割を国保が負担します)。ただし、県の標準保険料率を参考に毎年見直されると町が書いているとおり、税率は固定ではありません。

令和8年度に変わった点

  • 子ども・子育て支援納付金分の創設:所得割0.3%、均等割1,600円、限度額3万円(町の説明)
  • 基礎賦課額の限度額が66万円→67万円。合計の限度額は113万円

令和7年度の税率の数字は町の令和8年度ページには載っていないため、本記事では前年度との税率比較表は載せていません。前年度の通知書をお持ちの方は、見比べてみてください。

【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円

所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円

  • 医療分: 所得割 159,340円 + 均等割 77,000円 ⇒ 236,340円
  • 後期支援分: 所得割 56,540円 + 均等割 35,000円 ⇒ 91,540円
  • 介護分: 所得割 33,410円 + 均等割 24,000円 ⇒ 57,410円
  • 子ども分: 所得割 7,710円 + 均等割 3,200円 ⇒ 10,910円

合計: 年間 約396,200円(月あたり約33,000円)

この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。

【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)

基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円

  • 医療分: 所得割 98,580円 + 均等割 22,000円 ⇒ 120,580円
  • 後期支援分: 所得割 34,980円 + 均等割 10,000円 ⇒ 44,980円
  • 介護分: 所得割 20,670円 + 均等割 12,000円 ⇒ 32,670円
  • 子ども分: 所得割 4,770円 + 均等割 1,600円 ⇒ 6,370円

合計: 年間 約204,600円(月あたり約17,000円)

【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円

ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。

軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)

  • 医療分 166,460円 / 後期支援分 61,260円 / 介護分 42,290円 / 子ども分 8,590円 ⇒ 合計 約278,600円

非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)

  • 判定所得も82.8万円に下がるため均等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
  • 医療分 42,276円 / 後期支援分 16,756円 / 介護分 14,774円 / 子ども分 2,474円 ⇒ 合計 約76,280円

差額は年間およそ20万2千円。届出書1枚でこれだけ違います。稲敷郡阿見町が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。

(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は稲敷郡阿見町公式サイトでご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。

3. 賦課限度額(保険税の上限)

  • 基礎分 670,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
  • 世帯合計の最大値: 年113万円(1,130,000円)

所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。

4. 稲敷郡阿見町の軽減・減免制度

制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。

4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用

令和8年度 軽減判定の所得基準
軽減率世帯の総所得金額等が以下の額以下
7割軽減43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
5割軽減43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
2割軽減43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)

軽減されるのは均等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険税が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。

4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用

未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。

4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用

令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、子ども・子育て支援納付金分は18歳~74歳の加入者だけが課税対象(町の表は「18歳~74歳」)で、18歳未満の子どもには子ども分がかかりません。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。

4-4. 非自発的失業者の保険税軽減|要申請

倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。

  • 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
  • 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
  • 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
  • 届出先: 阿見町役場 1階 国保年金課(〒300-0392 稲敷郡阿見町中央一丁目1番1号/029-888-1111 内線131~133)
  • 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です

阿見町の非自発的失業の軽減は、町の説明で「軽減対象者の前年の給与所得を30/100とみなして算定」されます。
軽減期間は「離職日の翌日の属する月」から「その月の属する年度の翌年度末」までで、雇用保険の失業等給付を受ける期間とは異なります。
対象は失業時点で65歳未満の方で、雇用保険受給資格者証(第一面)の離職理由コードが11、12、21、22、23、31、32、33、34のいずれかの場合です。
町は「特例受給資格者証」(季節的・短期雇用の方)や「高年齢受給資格者証」(65歳到達日以後に離職した方)では軽減対象にならないと明記しています。
窓口は役場1階の国保年金課です。持ち物の詳細は町のページに書かれていないため、事前に電話(029-888-1111 内線131~133)で確認すると確実です。

書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。

4-5. 産前産後期間の保険税軽減|要届出

出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。

4-6. 稲敷郡阿見町の減免制度|要申請

阿見町の低所得の軽減(7割・5割・2割)と未就学児の5割軽減は申請不要です(前提は所得の申告)。非自発的失業の軽減、産前産後の免除は届出・申請が必要です。

稲敷郡阿見町 国民健康保険税の減免
種類主な要件減免内容・手続き
低所得の軽減(7割・5割・2割)世帯主(擬制世帯主を含む)・被保険者・特定同一世帯所属者の所得の合計が、7割=43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)以下、5割=43万円+31万円×人数+同加算以下、2割=43万円+57万円×人数+同加算以下均等割を軽減(阿見町は平等割がありません)。申請不要。国保から後期高齢者医療に移った特定同一世帯所属者も人数に数えるのが判定のポイントです
未就学児の均等割5割軽減未就学児(令和8年度分は令和3年4月2日以降に生まれた方)均等割を5割軽減。低所得軽減が適用済みの場合は、その軽減後の均等割額のさらに2分の1。申請不要
子ども・子育て支援納付金分の18歳未満の除外18歳未満の加入者子ども分(所得割0.3%・均等割1,600円)は18歳~74歳のみが課税対象。申請不要
非自発的失業者の軽減失業時点で65歳未満、離職理由コード11・12・21・22・23・31・32・33・34前年の給与所得を30/100とみなして算定。申請が必要
産前産後期間の免除阿見町国保の妊産婦(妊娠85日=4か月以上の分娩。死産・流産・早産を含む)単胎は出産予定日(出産日)の前月から4か月間、多胎は3か月前から6か月間の所得割・均等割が免除。届出が必要(出産予定日の6か月前から受付)
修学中の子どもの扱い修学のため他市区町村に住所を移している方毎年、在学証明書を添えて届出が必要。届出により、現住所に書き換えた資格確認書等が世帯主あてに郵送される

阿見町の公式サイトには、災害や収入激減による「申請減免」の基準を数字で示したページは、国保の案内の中では確認できませんでした(令和8年10月時点)。生活が急に苦しくなった場合や納付が難しいときは、滞納する前に国保年金課へ相談してください。
産前産後の免除は、年度をまたぐ場合はそれぞれの年度分を減額する扱いです。必要書類は、産前産後期間に係る保険料(税)軽減届出書、母子手帳の保護者氏名・出生届出済証明があるページの写し(流産・死産は医師の診断書等)、単胎か多胎かが分かる書類です。
低所得の軽減は未申告の方がいると判定できません。収入がなくても住民税の申告は済ませておきましょう。

保険税が重いと感じたときの選択肢は保険料が高い・払えないときのガイドもあわせて。

4-7. 払えないときは滞納する前に相談

滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。

5. 納付方法

  • 納付書(普通徴収・年9回)
  • 口座振替(納付書払いの方は国保年金課窓口で申請できます)
  • 年金からの特別徴収(世帯主が国保加入で、世帯内の国保加入者全員が65歳以上74歳未満など、一定の条件を満たす世帯)

納期は年9回で、令和8年度は第1期7月31日、第2期8月31日、第3期9月30日、第4期11月2日、第5期11月30日、第6期12月25日、第7期令和9年2月1日、第8期3月1日、第9期3月31日です(町の表)。
年金天引き(特別徴収)の対象は、(1)世帯主が国保の被保険者、(2)世帯内の国保被保険者全員が65歳以上74歳未満、(3)年金の年額が18万円以上で、国保税と介護保険料の合計が年金額の2分の1以下の3つをすべて満たす世帯です。年度途中に世帯主が75歳になる年度は天引きが中止され、加入者や税額が途中で変わると普通徴収に切り替わる場合もあります。
特別徴収から口座振替への変更は窓口で申請できますが、これまでの納付状況によっては認められない場合があります。
なお、町は令和8年4月に、国保税の納付催促を装った詐欺メールへの注意喚起を出しています。町はメールだけで納付を催促したり、メール内のリンクから直接支払いを求めたりすることはありません。不審なメールのリンクは開かず、個人情報も入力しないでください。

6. 加入・脱退の手続き

6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)

状況別 加入時の必要書類
事由必要書類
会社を退職した健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
他市区町村から転入本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可)
子どもが生まれた本人確認書類、母子健康手帳
生活保護が廃止された保護廃止(停止)通知書、本人確認書類

6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)

状況別 脱退時の必要書類
事由必要書類
就職して社保に加入した新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類
他市区町村へ転出本人確認書類(転出届と同時に手続き可)
生活保護の受給開始保護決定通知書、本人確認書類
死亡本人確認書類、死亡を確認できる書類

脱退の届出を忘れると国保料の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。

7. 稲敷郡阿見町の国保窓口一覧

阿見町の国保の窓口は役場1階の国保年金課です。電話は代表の029-888-1111で、国保年金課は内線131~133です。

阿見町 国保の窓口
窓口・ページ内容注意点
国保年金課
〒300-0392 稲敷郡阿見町中央一丁目1番1号 役場1階
029-888-1111(内線131~133)/FAX 029-887-9560加入・脱退、税の算定、軽減の届出、産前産後の免除、資格確認書の再交付(本人または同一世帯の家族が身分証を持参)
うずら出張所人間ドック・脳ドック助成の申込を受付決定後の助成決定通知書は後日郵送(役場窓口なら交付)
国保喪失の電子申請・郵送国保をやめる手続きを電子申請(いばらき電子申請・届出サービス)または郵送で受付社会保険等の情報が分かる書類の画像・コピーが必要(マイナンバーカードの画像・コピーは不可)。電子申請は受領後1か月程度で国保税の変更通知を郵送。急ぐ場合は窓口へ
郵送先〒300-0392 稲敷郡阿見町中央一丁目1番1号 国保年金課国保係国保資格喪失届出書(町サイトにPDFあり)を同封
人間ドック・脳ドックの電子申請いばらき電子申請・届出サービスから申込7日程度の余裕を持って申込。不備があると助成決定通知書を交付できない

届出は14日以内です。職場の健康保険をやめたとき・転入・出産・生活保護の廃止のときは加入、転出・社保加入・死亡・生活保護開始のときは脱退の届出が必要です。

加入時は転入届・出生届の提出時に一緒に手続きできます。社保をやめたときは社会保険資格喪失証明書などを持参します。

資格確認書等は毎年8月1日付で更新で、7月末までに郵送されます。マイナ保険証の方には資格情報のお知らせ(A4)、マイナンバーカードがない方・紐づけが済んでいない方にはカード型の資格確認書が世帯主に届きます。

修学のために他市区町村に住所を移している方は、毎年在学証明書で届出が必要です。4月以降に修学を終えた場合は町の国保の加入資格を失うため、世帯主が資格喪失届を出します。

町外の施設に入所・入院して住民登録している方は、入所(入院)証明書または在園証明書・使用していた資格確認書等・印鑑を持って届出が必要です。

8. よくある質問(稲敷郡阿見町の国保)

Q1. 阿見町の国保税は近隣より安いのですか?
A. 町の公表値で比べると、所得割も均等割も土浦市・つくば市より低いです。
40~64歳の所得割合計は阿見町10.0%、土浦市12.63%、つくば市13.64%。均等割の合計(所得ゼロ単身)は阿見町45,600円、土浦市72,200円、つくば市71,100円です。
ただし、税額は所得・加入人数・年齢で変わります。正確な金額は町の国保年金課へ。

Q2. 子ども・子育て支援納付金分とは何ですか?
A. 令和8年度に新設された区分で、阿見町は所得割0.3%・均等割1,600円・限度額3万円です。
町の表では対象は18歳~74歳の国保加入者です。18歳未満の子どもには、子ども分の均等割はかかりません。

Q3. 賦課限度額はいくらですか?
A. 合計113万円です。
内訳は基礎分67万円・支援分26万円・介護分17万円・子ども分3万円。令和8年度に基礎分が66万円から67万円に上がり、子ども分が新設されました。

Q4. 高額療養費の自己負担限度額が変わったと聞きました。
A. 町の国保給付のページでは、令和8年8月1日診療分から高額療養費の自己負担限度額が変更されたと案内しています。
町のページには変更前後2種類の表が載っており、たとえば70歳未満の区分ウ(所得210万円超~600万円以下)の3回目までは「80,100円+α」と「85,800円+α」の2通りが並びます(詳しくは町の表を参照)。
新しい表には年間上限(8月~翌年7月)も設けられています。区分ウ・エは53万円、住民税非課税は29万円です。該当すると診療月の約3か月後に、国保年金課から申請通知のはがきが届きます。

Q5. 産前産後の保険税は免除されますか?
A. 免除されます。単胎妊娠は出産予定日(出産日)の前月から4か月間、多胎妊娠は3か月前から6か月間の所得割と均等割が免除です。
対象は妊娠85日(4か月)以上の分娩で、死産・流産・早産も含みます。
届出が必要で、申請は出産予定日の6か月前から。母子手帳の保護者氏名と出生届出済証明があるページの写し(流産・死産は医師の診断書等)などを国保年金課に出します。

Q6. 会社を辞めたときの軽減は、誰でも受けられますか?
A. 倒産・解雇・雇い止めなど、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」で、失業時点で65歳未満の方に限られます。自己都合退職は原則として対象外です。
雇用保険受給資格者証の離職理由コードが11、12、21、22、23、31、32、33、34のいずれかであることが条件で、特例受給資格者証・高年齢受給資格者証では対象になりません。
軽減期間は離職日の翌日の属する月から翌年度末までです。

Q7. 人間ドック・脳ドックの助成はありますか?
A. あります。助成額は人間ドック23,000円、脳ドック30,000円(年度内1人1回、どちらか一方のみ)です。
対象は人間ドックが30~74歳、脳ドックが40~74歳で、前年度までの国保税に未納がない世帯に属することが条件。令和8年度の申込は令和8年4月1日~令和9年2月28日、受診は令和9年3月31日までです。
注意点は、ドックを受けると町の集団健診で特定健診は受けられず、集団健診を受けた後はドックの助成が受けられなくなることです。

Q8. 特定健診はいくらで受けられますか?
A. 自己負担は1,300円です(40~74歳)。町内の医療機関で、希望日に受けられる医療機関健診を利用できます(令和8年4月1日~令和9年3月31日)。
身体障害者手帳1・2級、精神障害者保健福祉手帳1級、療育手帳Ⓐ・Aの方は無料。国保年金課で自己負担免除券の交付を受けます。

Q9. 出産育児一時金・葬祭費はいくらですか?
A. 出産育児一時金は50万円(産科医療補償制度の対象分娩。対象外は48.8万円)、妊娠12週(85日)以降なら死産・流産でも支給されます。役場では直接支払制度の申請はできません(医療機関で確認)。
葬祭費は5万円で、葬祭を行った方(喪主)に支給されます。

Q10. 国保税を滞納するとどうなりますか?
A. 納期限を過ぎると延滞金がかかる場合があり、督促・滞納処分に進む可能性があります。
払えないときは、滞納する前に国保年金課へ相談してください。

Q11. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、低所得の軽減(7割・5割・2割)・未就学児の均等割5割軽減・子ども・子育て支援納付金分の18歳未満の除外・非自発的失業者の軽減・産前産後期間の免除・修学中の子どもの扱いなどの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。

Q12. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に阿見町役場 保健福祉部 国保年金課で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険税もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。

9. まとめ|稲敷郡阿見町の国保で押さえるべきポイント

  • 稲敷郡阿見町は2方式(所得割+均等割)。令和8年度の料率は基礎分6.20%・後期支援分2.20%・介護分1.30%・子ども分0.30%
  • 均等割は基礎分22,000円・後期支援10,000円・介護12,000円・子ども1,600円。賦課限度額は世帯合計で年113万円
  • 40~64歳の所得割は合計10.0%、均等割は合計45,600円。土浦市(12.63%・72,200円)やつくば市(13.64%・71,100円)より低い
  • 令和8年度は子ども・子育て支援納付金分(所得割0.3%・均等割1,600円・限度額3万円)を新設。対象は18~74歳で、18歳未満にはかからない
  • 基礎分の限度額が66万円→67万円、合計113万円
  • 納期は年9回(7月~翌年3月)。第9期は3月31日
  • 高額療養費の自己負担限度額が令和8年8月1日診療分から変更され、年間上限(8月~翌年7月)が設けられた
  • 産前産後は、出産予定日の前月から4か月(多胎は6か月)の所得割・均等割が免除。届出が必要
  • 人間ドック23,000円・脳ドック30,000円を助成。町の集団健診の特定健診との併用はできない
  • 国保をやめる手続きは電子申請・郵送も可。加入手続きは役場窓口
  • 電話は国保年金課 029-888-1111(内線131~133)。国保税の詐欺メールにも注意
  • 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年20万2千円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
  • 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
  • 窓口は阿見町役場 保健福祉部 国保年金課

出典・参考:
・阿見町公式:国民健康保険税(令和8年度税率・軽減・納期)
・阿見町公式:産前産後期間の保険税軽減措置について
・阿見町公式:国民健康保険の手続き
・阿見町公式:国民健康保険の資格確認書等
・阿見町公式:国民健康保険の給付(高額療養費・葬祭費)
・阿見町公式:出産育児一時金(国民健康保険)
・阿見町公式:人間ドック・脳ドック受診費用の一部を助成します
・阿見町公式:特定健康診査(国民健康保険)
・阿見町公式:国民健康保険税の納付にかかる詐欺メールにご注意ください

※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は稲敷郡阿見町公式サイトでご確認ください。

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