福岡県 朝倉市の国民健康保険|保険料・減免・申請窓口まとめ

朝倉市の国民健康保険|令和8年度の保険税・減免・申請窓口を完全ガイド

朝倉市は福岡県の中央部、筑後川の北に広がる市です。平成18年に甘木市と朝倉町・杷木町が合併して誕生し、市役所の本庁は甘木に置かれ、朝倉支所・杷木支所があります。国史跡の平塚川添遺跡や秋月の城下町でも知られます。
この記事では、市の公式ページ「国民健康保険税のしくみ・軽減制度」(令和8年4月1日現在)にもとづき、令和8年度の朝倉市の国保税の計算方法、軽減・減免、納付、窓口までをまとめました。
朝倉市の料率の特徴は、介護分の平等割が15,000円と、均等割(10,000円)より5,000円重いことと、介護分の所得割が2.0%と低めに抑えられていることです。所得割の合計(40〜64歳)は13.77%(医療8.6%+支援金2.9%+介護2.0%+子ども0.27%)、均等割の合計は47,105円(18歳以上)、平等割の合計は51,028円、賦課限度額の合計は113万円です。
もう一つ、産前産後期間の所得割・均等割の免除(出産予定日の6か月前から受付)と、未就学児の均等割5割軽減を実施しています。

1. 朝倉市の国民健康保険の概要

朝倉市の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。

朝倉市の保険税は3方式(所得割+均等割+平等割)で計算します。「平等割」は世帯単位でかかる定額部分で、世帯人数が少ないほど1人あたりの負担感が大きくなります。

朝倉市は「国民健康保険税」の自治体です(保険税ではなく税)。医療分・後期高齢者支援金分・介護分・子ども・子育て支援金分の4区分すべてが「所得割+均等割+平等割」で、資産割はありません(介護分は40〜64歳のみ)。
所得割の基準は「前年の総所得金額等-基礎控除43万円」。令和8年度は令和7年中の所得が対象で、賦課期日は4月1日です。
納税義務者は世帯主で、世帯主が国保に入っていなくても、世帯に加入者がいれば納税義務者になります(市は「擬制世帯主」と呼びます)。擬制世帯主の所得は所得割の計算には含まれませんが、軽減判定の所得には含まれます。納期は7月末から翌年3月末まで毎月の全9回です。

国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。

2. 保険税の計算方法|令和8年度の料率

令和8年度 朝倉市国民健康保険税 料率
区分所得割率均等割(1人年額)平等割(1世帯年額)賦課限度額
医療分8.60%28,000円26,000円670,000円
後期高齢者支援金分2.90%8,000円9,000円260,000円
介護分(40〜64歳)2.00%10,000円15,000円170,000円
子ども・子育て支援金分0.27%1,105円
(子ども・子育て支援金分の均等割は18歳以上の加入者にだけかかります(均等割1,040円に加え「18歳以上均等割」65円、合計1,105円)。18歳以下(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の被保険者は課税されません)
1,028円30,000円
  • 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
  • 40歳未満は医療分・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
  • 子ども・子育て支援金分の均等割は18歳以上の加入者にだけかかります(均等割1,040円に加え「18歳以上均等割」65円、合計1,105円)。18歳以下(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の被保険者は課税されません。申請は不要です。
  • 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。

所得割の合計は13.77%(医療8.6%+支援金2.9%+介護2.0%+子ども0.27%/40〜64歳)。40歳未満は11.77%です。

均等割の合計は47,105円(医療28,000+支援8,000+介護10,000+子ども1,040+18歳以上均等割65/18歳以上の40〜64歳)。40歳未満は37,105円。

平等割の合計は51,028円(医療26,000+支援9,000+介護15,000+子ども1,028)。介護分を除く世帯では36,028円。

賦課限度額の合計は113万円(医療67万+支援26万+介護17万+子ども3万)。市は「限度額は政令に基づくもの」と注記しています。

令和8年度の税率(市公式)

朝倉市 令和8年度の国民健康保険税の内訳
区分所得割均等割(1人)平等割(1世帯)賦課限度額
医療分8.6%28,000円26,000円67万円
後期高齢者支援金分2.9%8,000円9,000円26万円
介護分(40〜64歳)2.0%10,000円15,000円17万円
子ども・子育て支援金分0.27%1,040円+18歳以上均等割65円1,028円3万円
合計(40〜64歳)13.77%47,105円(18歳以上)51,028円113万円

朝倉市の特徴は「介護分の平等割が重く、所得割が軽い」設計

朝倉市の介護分は、所得割が2.0%と低い一方で、平等割は15,000円(均等割10,000円より5,000円高い)です。同じ筑後地方の八女市は介護分の所得割が2.30%で平等割は7,000円(均等割9,000円より低い)なので、朝倉市は所得に対する負担は軽く、世帯ごとの定額部分が重い型といえます。介護保険の第2号被保険者(40〜64歳)が1人でもいる世帯には、所得にかかわらず介護分の平等割15,000円が加わります。
医療分では逆に均等割(28,000円)が平等割(26,000円)より2,000円高く、人数が多い世帯ほど負担が増える形です。後期高齢者支援金分は均等割8,000円・平等割9,000円で、こちらは平等割のほうが高くなっています。

近隣市との比較では、所得割の合計(40〜64歳)は朝倉市13.77%、柳川市13.72%、八女市14.07%、久留米市14.42%で、朝倉市は柳川市とほぼ同水準、八女・久留米より低めです。1世帯あたりの平等割(40〜64歳を含む世帯)は朝倉市51,028円、柳川市50,185円、八女市45,033円で、朝倉市は3市のなかで最も高くなります。

令和8年度は国の制度開始により、新たに子ども・子育て支援金分が加わりました。市は「令和8年度以降の国民健康保険税には制度改正の内容が反映される」と案内しています。

【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円

所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円

  • 医療分: 所得割 221,020円 + 均等割 98,000円 + 平等割 26,000円 ⇒ 345,020円
  • 後期支援分: 所得割 74,530円 + 均等割 28,000円 + 平等割 9,000円 ⇒ 111,530円
  • 介護分: 所得割 51,400円 + 均等割 20,000円 + 平等割 15,000円 ⇒ 86,400円
  • 子ども分: 所得割 6,939円 + 均等割 2,210円 + 平等割 1,028円 ⇒ 10,177円

合計: 年間 約553,127円(月あたり約46,100円)

この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。

【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)

基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円

  • 医療分: 所得割 136,740円 + 均等割 28,000円 + 平等割 26,000円 ⇒ 190,740円
  • 後期支援分: 所得割 46,110円 + 均等割 8,000円 + 平等割 9,000円 ⇒ 63,110円
  • 介護分: 所得割 31,800円 + 均等割 10,000円 + 平等割 15,000円 ⇒ 56,800円
  • 子ども分: 所得割 4,293円 + 均等割 1,105円 + 平等割 1,028円 ⇒ 6,426円

合計: 年間 約317,076円(月あたり約26,400円)

単身世帯でも平等割が合計で年51,028円のってきます。平等割のない自治体(横浜市や東京23区など)と比べると、この分がまるごと差になります。

【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円

ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。

軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)

  • 医療分 254,380円 / 後期支援分 84,570円 / 介護分 71,600円 / 子ども分 8,424円 ⇒ 合計 約418,974円

非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)

  • 判定所得も82.8万円に下がるため均等割・平等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
  • 医療分 77,428円 / 後期支援分 25,142円 / 介護分 27,960円 / 子ども分 2,781円 ⇒ 合計 約133,311円

差額は年間およそ28万6千円。届出書1枚でこれだけ違います。朝倉市が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。

(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は朝倉市公式の保険税試算でご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。

3. 賦課限度額(保険税の上限)

  • 医療分 670,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
  • 世帯合計の最大値: 年113万円(1,130,000円)

所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。

4. 朝倉市の軽減・減免制度

制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。

4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用

令和8年度 軽減判定の所得基準
軽減率世帯の総所得金額等が以下の額以下
7割軽減43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
5割軽減43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
2割軽減43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)

軽減されるのは均等割と平等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険税が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。

4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用

未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。

4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用

令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、子ども・子育て支援金分の均等割は18歳以上の加入者にだけかかります(均等割1,040円に加え「18歳以上均等割」65円、合計1,105円)。18歳以下(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)の被保険者は課税されません。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。

4-4. 非自発的失業者の保険税軽減|要申請

倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。

  • 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
  • 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
  • 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
  • 届出先: 朝倉市 保険年金課 国民健康保険係(本庁)
  • 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です

朝倉市の非自発的失業者の軽減は前年の給与所得を100分の30とみなして算定します。期間は離職の翌日から翌年度末までで、雇用保険の失業給付を受ける期間とは異なります。国保に加入している間は、途中で就職しても対象のままですが、会社の健康保険に入るなどして国保を脱退すると終了します。
対象は雇用保険の特定受給資格者(倒産・解雇など)と特定理由離職者(雇い止めなど)で、雇用保険受給資格者証の離職理由コードが市の定めるものに該当する人です。特例受給資格者証・高年齢受給資格者証は、記載されるコードが同じでも対象外(新様式では証の右上に「特」「高」と表記)という注意書きが市の公式ページにあります。申請には必ず雇用保険受給資格者証を持参してください。

書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。

4-5. 産前産後期間の保険税軽減|要届出

出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。

4-6. 朝倉市の減免制度|要申請

朝倉市の軽減は所得が少ない世帯の7・5・2割軽減・未就学児の均等割5割軽減・後期高齢者医療への移行に伴う平等割の減額が自動適用、産前産後の免除・非自発的失業・旧被扶養者の軽減は届出・申請が必要です。

朝倉市 国民健康保険税の減免
種類主な要件減免内容・手続き
未就学児の均等割5割軽減
(自動適用)
未就学児均等割の5割を軽減(令和4年度から)。7割・5割・2割軽減の世帯は、軽減後の均等割からさらに5割を軽減。市の例では医療分+支援金分の均等割36,000円が18,000円、7割軽減世帯は10,800円が5,400円、5割軽減世帯は18,000円が9,000円、2割軽減世帯は28,800円が14,400円になります
産前産後期間の免除
(要届出)
妊娠85日以上の分娩(死産・流産・人工妊娠中絶・早産を含む)対象期間の所得割額と均等割額を免除。出産予定日または出産日が属する月の前月から4か月間(多胎は3か月前から6か月間)。出産予定日の6か月前から受付。出産前の申請は母子手帳の写しなど出産予定日がわかるものが必要。令和5年11月1日以降の出産が対象
非自発的失業者の軽減
(要申請)
特定受給資格者・特定理由離職者前年の給与所得を100分の30とみなして算定。離職の翌日から翌年度末まで
後期高齢者医療への移行に伴う軽減
(自動適用)
国保から後期高齢者医療に移った人がいる世帯5割・2割軽減の判定に、移行した人の所得と人数を含めます。国保が単身世帯になった場合は、医療分・支援金分の平等割を、移行後の最初の5年間は2分の1、その後の3年間は4分の1減額
旧被扶養者の軽減
(要申請)
会社の健康保険などの被保険者が後期高齢者医療に移ったことで国保に入った、65歳以上の旧被扶養者所得割は課税せず、均等割(18歳以上均等割を含む)は半額。旧被扶養者のみの世帯は平等割も半額。2か年が限度

朝倉市の軽減で押さえておきたいのは次の点です。
軽減判定は4月1日現在で行い、その後に加入・脱退があっても変わりません。ただし世帯主の異動(世帯主変更・世帯合併・世帯分離など)があれば、その月を基準に判定をやり直します。所得の修正・更正や遅れての申告は賦課期日にさかのぼって判定されます。
市独自の細かな扱いも公表されています。譲渡所得に特別控除があるときは、特別控除前の所得で軽減判定し、専従者控除がある場合は軽減判定に限って控除額を事業主に戻して判定します。65歳以上の年金所得がある人は、年金所得から15万円を限度に差し引いて判定します。
軽減は均等割・平等割のみで、所得割には軽減がありません。

保険税が重いと感じたときの選択肢は保険税が高い・払えないときのガイドもあわせて。

4-7. 払えないときは滞納する前に相談

滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。

5. 納付方法

  • 口座振替(納め忘れがなく最も確実)
  • スマホ決済(請求書払い)
  • コンビニ納付
  • 納付書による金融機関窓口払い
  • 年金からの特別徴収(65〜74歳の一定要件の世帯)

納付は7月末から翌年3月末までの毎月、全9回(普通徴収)です。
年金天引き(特別徴収)の条件は、世帯主が国保の被保険者で、被保険者全員が65〜74歳、世帯主の年金が年額18万円以上、介護保険料も特別徴収、介護保険料と合算して年金額の2分の1を超えないことです。特別徴収の世帯は4・6・8月が仮徴収(前年度最後の納付月である2月と同額)、10・12・2月が本徴収(決定税額から仮徴収額を引いた額)です。
滞納がなく、口座振替で確実な納付が見込まれる場合は、申請により特別徴収を停止できます。なお、特別徴収で納めた国保税を社会保険料控除として申告できるのは、天引きされた本人だけです。年度の途中で加入・脱退した場合は月割で課税され、資格の取得は事実が発生した日にさかのぼるため、届出が遅れても遡って賦課されます。

6. 加入・脱退の手続き

6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)

状況別 加入時の必要書類
事由必要書類
会社を退職した健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
他市区町村から転入本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可)
子どもが生まれた本人確認書類、母子健康手帳
生活保護が廃止された保護廃止(停止)通知書、本人確認書類

6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)

状況別 脱退時の必要書類
事由必要書類
就職して社保に加入した新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類
他市区町村へ転出本人確認書類(転出届と同時に手続き可)
生活保護の受給開始保護決定通知書、本人確認書類
死亡本人確認書類、死亡を確認できる書類

脱退の届出を忘れると国保料の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。

7. 朝倉市の国保窓口一覧

国保の資格・給付と国保税は本庁の保険年金課 国民健康保険係が窓口です。

朝倉市 国保の窓口
窓口主な業務備考
保険年金課 国民健康保険係
〒838-8601 朝倉市甘木232番地1(本庁)
国保の加入・脱退、給付、国保税の相談・軽減電話 0946-28-7558/FAX 0946-22-1129/開庁は平日8:30〜17:15
朝倉支所・杷木支所市の支所(国保の取扱業務は事前に確認)市役所代表 0946-22-1111

加入届には、転入・社保の資格喪失・出産などの場面ごとに必要書類が決まっています。社会保険に入ったときは、職場では国保の脱退手続きをしてくれないため、必ず自分で脱退の届出をしてください。

試算に必要なもの:加入者全員分の前年中の所得が分かるもの。令和8年度は令和7年分の所得が対象です。

令和8年8月1日に高額療養費の自己負担限度額が改正されました。市の案内では、低所得層の年間上限額を引き下げる措置(例:70歳未満の「エ」区分は多数該当4回目以降が44,400円→34,500円、年間上限41万円)が令和9年8月以降に償還払いで予定されています。限度額適用認定証の申請は窓口で。

8. よくある質問(朝倉市の国保)

Q1. 朝倉市の国保税は近隣と比べて高いですか?
A. 所得割の合計(40〜64歳)は朝倉市13.77%、柳川市13.72%、八女市14.07%、久留米市14.42%で、朝倉市は低めの水準です。一方、1世帯あたりの平等割は朝倉市51,028円(40〜64歳を含む世帯)で、柳川市50,185円、八女市45,033円より高くなります。所得が低く世帯の人数が少ない場合は定額部分の影響が大きくなります。

Q2. 介護分の平等割15,000円はどんな世帯にかかりますか?
A. 40〜64歳(介護保険の第2号被保険者)の国保加入者が1人でもいる世帯に、所得にかかわらず1世帯あたり15,000円がかかります。均等割は対象者1人あたり10,000円、所得割は2.0%です。

Q3. 子ども分の均等割は子どもにもかかりますか?
A. 18歳以下(18歳に達する日以後の最初の3月31日まで)は課税されません。18歳以上の被保険者には均等割1,040円に加えて「18歳以上均等割」65円(合計1,105円)がかかります。

Q4. 産前産後の免除はいつから届け出られますか?
A. 出産予定日の6か月前から受け付けています。免除されるのは所得割と均等割で、出産予定日(または出産日)が属する月の前月から4か月分(多胎は3か月前から6か月分)です。出産前に申請するときは、母子手帳の写しなど出産予定日がわかるものが必要です。

Q5. 未就学児の軽減はどれくらいですか?
A. 均等割の5割を軽減します。7割・5割・2割軽減の世帯は軽減後の均等割からさらに5割が軽減されます。市の公表例では、軽減なしの世帯で医療分・支援金分の均等割36,000円が18,000円になります。

Q6. 国保税は年金から天引きされますか?
A. 被保険者全員が65〜74歳で、世帯主の年金が年額18万円以上などの条件を満たすと特別徴収(年金天引き)になります。滞納がなく口座振替で確実に納付できる場合は、申請により特別徴収を停止できます。

Q7. 出産育児一時金はいくらですか?
A. 50万円(産科医療補償制度に未加入の医療機関で出産した場合は48万8,000円)です。妊娠85日以上なら死産・流産でも支給されます。出産費用が50万円未満のときは、差額を市に申請できます。1年以上継続して他の健康保険の本人だった人が、資格喪失から6か月以内に出産したときは国保からは支給されません。

Q8. 葬祭費はいくらですか?
A. 国保加入者が亡くなったとき、葬祭を行った人に3万円が支給されます(他の保険から支給される場合を除く)。喪主が確認できるもの(会葬御礼状または領収書)と振込先口座がわかるものが必要です。

Q9. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、未就学児の均等割5割軽減
(自動適用)・産前産後期間の免除
(要届出)・非自発的失業者の軽減
(要申請)・後期高齢者医療への移行に伴う軽減
(自動適用)・旧被扶養者の軽減
(要申請)などの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。

Q10. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に朝倉市 保健福祉部 保険年金課 国民健康保険係(本庁)で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険税もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。

9. まとめ|朝倉市の国保で押さえるべきポイント

  • 朝倉市は3方式(所得割+均等割+平等割)。令和8年度の料率は医療分8.60%・後期支援分2.90%・介護分2.00%・子ども分0.27%
  • 均等割は医療分28,000円・後期支援8,000円・介護10,000円・子ども1,105円、平等割は合計で年51,028円。賦課限度額は世帯合計で年113万円
  • 所得割13.77%、介護分は所得割2.0%と低く平等割15,000円と重い(40〜64歳)
  • 子ども分は18歳以下は課税なし、18歳以上は均等割1,040円+65円
  • 産前産後は所得割・均等割を免除(出産予定日の6か月前から届出)
  • 未就学児は均等割5割軽減(自動適用)
  • 納付は全9回、令和8年8月に高額療養費の限度額が改正
  • 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年28万6千円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
  • 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
  • 窓口は朝倉市 保健福祉部 保険年金課 国民健康保険係(本庁)

出典・参考:
・朝倉市公式:国民健康保険税のしくみ・軽減制度
・朝倉市公式:子ども・子育て支援納付金に係る令和8年4月からの国民健康保険税の取り扱いについて
・朝倉市公式:国民健康保険税の産前産後期間相当分の免除について
・朝倉市公式:非自発的失業に係る国民健康保険税の軽減について
・朝倉市公式:高額療養費・限度額認定証等について

※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は朝倉市公式サイトでご確認ください。

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