千葉県 八街市の国民健康保険|保険税・減免・申請窓口まとめ

八街市の国民健康保険|令和8年度の保険税・減免・申請窓口を完全ガイド

八街市は人口約7万人、千葉県北部の北総台地にある市で、落花生の産地として全国に知られています。
この記事では、令和8年度の最新税率にもとづく八街市の国保税の計算方法、軽減制度、非自発的失業・産前産後の特例、口座振替が原則という納付ルール、窓口情報までまとめました。
まず押さえたいのは「保険料」ではなく「保険税」の市だということです。市のページは「八街市国民健康保険税」の名称で、納税義務者は世帯主です。
八街市の最大の特徴は平等割が1世帯32,000円(医療分のみ)と高いことです。当サイトで集計できた千葉県内の他22市と比べると、平等割の合計が32,000円を超えるのは千葉市(36,960円)と八千代市(34,900円)だけで、県内でも上位の水準です。単身でも世帯ごとにかかる定額部分が重いため、加入者が1人だけの世帯ほど負担感が出やすい設計といえます。
一方で、所得割の合計は9.80%(医療7.50%+支援2.00%+子ども0.30%)と、千葉県内では中位より低めです。所得が低く世帯人数の少ない方は定額部分、所得が高い方は所得割で負担が決まる構図です。
令和8年度から子ども・子育て支援金分が加わり、課税上限額は112万円(医療66万円+支援金26万円+介護17万円+子ども3万円)になりました。さらに、非自発的失業の軽減・産前産後の免除・納付額確認書の発行を八街市公式LINEから申請できるのも、この市らしいポイントです。

1. 八街市の国民健康保険の概要

八街市の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。

八街市の保険税は3方式(所得割+均等割+平等割)で計算します。「平等割」は世帯単位でかかる定額部分で、世帯人数が少ないほど1人あたりの負担感が大きくなります。

八街市は「保険税」方式です。市は「平成28年4月1日から所得割と均等割の引き上げ、平等割の引き下げを行い、併せて資産割を廃止しました」と説明しており、現在は所得割・均等割・平等割の3方式で、資産割はありません。
平等割があるのは医療分(基礎分)だけで、後期高齢者支援金分・介護納付金分・子ども・子育て支援金分は「所得割+均等割」です。
納税義務者は世帯主です。市は「世帯主が社会保険等に加入していても、同じ世帯のどなたかが国民健康保険に加入していると納税義務が世帯主とされる」と案内しています。この場合、保険税額の算定には世帯主の所得は使われませんが、軽減の判定には世帯主の所得も含めて行われます。
所得割の基礎控除は43万円(前年中の所得金額-43万円に税率を掛けます)。
65〜74歳の世帯主は、世帯内の国保被保険者が全員65歳以上75歳未満で、対象の年金が年額18万円以上、かつ保険税と介護保険料の合計が年金額の2分の1を超えない場合、年金からの天引き(特別徴収)になります。

国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。

2. 保険税の計算方法|令和8年度の料率

令和8年度 八街市国民健康保険税 料率
区分所得割率均等割(1人年額)平等割(1世帯年額)賦課限度額
医療分(基礎分)7.50%23,000円32,000円660,000円
後期高齢者支援金分2.00%10,000円―260,000円
介護分(40〜64歳)1.50%12,000円―170,000円
子ども・子育て支援金分0.30%1,883円
(市の税率表は子ども・子育て支援金分の均等割を1,718円、別行で「18歳以上均等割165円」と示しており、18歳以上は計1,883円です。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額減免されます(市の税率表の注釈))
―30,000円
  • 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
  • 40歳未満は医療分(基礎分)・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
  • 市の税率表は子ども・子育て支援金分の均等割を1,718円、別行で「18歳以上均等割165円」と示しており、18歳以上は計1,883円です。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額減免されます(市の税率表の注釈)。申請は不要です。
  • 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。

所得割の合計は9.80%(医療7.50%+支援2.00%+子ども0.30%/介護1.50%が加わる40〜64歳は11.30%)。当サイトが集計した千葉県内の他22市と比べると、中位より低めです。

平等割は医療分の32,000円だけ。千葉県内の他22市(当サイト集計)で平等割の合計がこれより高いのは、千葉市(36,960円)と八千代市(34,900円)の2市だけです。

均等割の合計は1人34,883円(医療23,000+支援10,000+子ども1,883/18歳以上・介護分なし)。40〜64歳は介護分12,000円が加わって46,883円です。支援分の均等割(10,000円)と介護分の均等割(12,000円)は、医療分(23,000円)に比べて低めに設定されています。

軽減前の固定部分は、単身(18歳以上・40歳未満)で66,883円(均等割34,883円+平等割32,000円)。所得ゼロでも、軽減がなければこの額がかかります。

限度額の合計は112万円(医療66万+支援26万+介護17万+子ども3万)。市は課税上限額を同じ内訳で公表しています。

特定世帯の平等割:国保から後期高齢者医療へ移る人が出て、国保の加入者が1人だけになった世帯は、平等割が5年目まで16,000円、特定継続世帯(6〜8年目)は24,000円になります(市の税率表の注釈)。平等割が高い八街市では、この差が大きく効きます。

【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円

所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円

  • 医療分: 所得割 192,750円 + 均等割 80,500円 + 平等割 32,000円 ⇒ 305,250円
  • 後期支援分: 所得割 51,400円 + 均等割 35,000円 ⇒ 86,400円
  • 介護分: 所得割 38,550円 + 均等割 24,000円 ⇒ 62,550円
  • 子ども分: 所得割 7,710円 + 均等割 3,766円 ⇒ 11,476円

合計: 年間 約465,676円(月あたり約38,800円)

この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。

【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)

基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円

  • 医療分: 所得割 119,250円 + 均等割 23,000円 + 平等割 32,000円 ⇒ 174,250円
  • 後期支援分: 所得割 31,800円 + 均等割 10,000円 ⇒ 41,800円
  • 介護分: 所得割 23,850円 + 均等割 12,000円 ⇒ 35,850円
  • 子ども分: 所得割 4,770円 + 均等割 1,883円 ⇒ 6,653円

合計: 年間 約258,553円(月あたり約21,500円)

単身世帯でも平等割が合計で年32,000円のってきます。平等割のない自治体(横浜市や東京23区など)と比べると、この分がまるごと差になります。

【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円

ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。

軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)

  • 医療分 229,750円 / 後期支援分 56,600円 / 介護分 46,950円 / 子ども分 8,873円 ⇒ 合計 約342,173円

非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)

  • 判定所得も82.8万円に下がるため均等割・平等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
  • 医療分 73,850円 / 後期支援分 15,960円 / 介護分 15,570円 / 子ども分 2,700円 ⇒ 合計 約108,080円

差額は年間およそ23万4千円。届出書1枚でこれだけ違います。八街市が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。

(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は八街市公式の保険税試算でご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。

3. 賦課限度額(保険税の上限)

  • 医療分(基礎分) 660,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
  • 世帯合計の最大値: 年112万円(1,120,000円)

所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。

4. 八街市の軽減・減免制度

制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。

4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用

令和8年度 軽減判定の所得基準
軽減率世帯の総所得金額等が以下の額以下
7割軽減43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
5割軽減43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)
2割軽減43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1)

軽減されるのは均等割と平等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険料が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。

4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用

未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。

4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用

令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、市の税率表は子ども・子育て支援金分の均等割を1,718円、別行で「18歳以上均等割165円」と示しており、18歳以上は計1,883円です。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額減免されます(市の税率表の注釈)。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。

4-4. 非自発的失業者の保険税軽減|要申請

倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。

  • 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
  • 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
  • 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
  • 届出先: 八街市役所 国保年金課(043-443-1139)/八街市公式LINEでも申請可
  • 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です

会社の倒産・解雇、または正当な理由のある自己都合退職で国保に加入した方は、前年の給与所得を100分の30とみなして保険税を計算する非自発的失業者の軽減が使えます。
対象は離職日に65歳未満で、雇用保険の特定受給資格者または特定理由離職者として給付を受ける方です。ハローワークの雇用保険受給資格者証の離職理由コードが11・12・21・22・23・31・32・33・34のいずれかであることが条件で、離職理由の判断はハローワークが行います。
対象期間は離職日の翌日の属する月から翌年度末まで。軽減されるのは給与所得のみで、給与以外の所得は対象外です。
必要書類は雇用保険受給資格者証と本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)。窓口のほか、八街市公式LINE(友だち登録のうえ「国保非自発の減免申請」と送信)から申請でき、申請後翌月または翌々月の中旬までに更正通知が郵送されます。

書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。

4-5. 産前産後期間の保険税軽減|要届出

出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。

4-6. 八街市の減免制度|要申請

八街市の軽減は所得に応じた7割・5割・2割軽減と未就学児の均等割5割軽減、18歳未満の子ども分均等割の全額減免が自動適用されます。非自発的失業・産前産後は届出が必要で、いずれも八街市公式LINEからオンライン申請できます。

八街市 国民健康保険税の減免
種類主な要件減免内容・手続き
所得に応じた軽減
(申請不要/要・所得申告)
①7割:43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)以下/②5割:43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)+31万円×被保険者数以下/③2割:同じく57万円×被保険者数以下均等割と平等割を軽減。世帯主が国保加入者でなくても世帯主の所得を含めて判定し、後期高齢者医療へ移った世帯員も人数に含めます。住民税等の申告をしていない方が1人でもいると軽減は適用されません。65歳以上の年金所得は15万円を差し引いて判定
未就学児の均等割5割軽減
(申請不要)
6歳に達する日以後最初の3月31日以前の被保険者(令和4年度から)均等割を2分の1に。市の実額表では、医療分・支援分の均等割は軽減なし33,000円→16,500円、2割軽減26,400円→13,200円、5割軽減16,500円→8,250円、7割軽減9,900円→4,950円。7月発送の納税通知書で確認できます
18歳未満の子ども分均等割の減免
(申請不要)
18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分の均等割(1,718円)が全額減免。18歳以上の165円の加算が財源になります
非自発的失業者の軽減
(要届出)
離職日65歳未満で、離職理由コード11・12・21・22・23・31・32・33・34前年の給与所得を100分の30として算定。離職の翌月から翌年度末まで。受給資格者証と本人確認書類を国保年金課へ、または八街市公式LINEで申請
産前産後期間の免除
(要届出)
出産する国保被保険者がいる世帯(令和6年1月から)被保険者の所得割額・均等割額を産前産後の4か月間(多胎妊娠は6か月間)免除。届出は出産予定日の6か月前から可能。母子健康手帳などを持参、または八街市公式LINEで申請。別世帯の方が届け出る場合は委任状が必要
特定世帯・特定継続世帯の平等割軽減
(申請不要)
国保から後期高齢者医療制度へ移行した人がいて、国保の被保険者が単身になった世帯平等割が5年目まで16,000円、6〜8年目は24,000円(通常32,000円)

平等割32,000円と軽減の関係

八街市は平等割が高いぶん、7割・5割・2割軽減が平等割にも効く点が重要です。たとえば7割軽減に該当する40歳未満の単身世帯なら、均等割と平等割(医療分)が7割減るため、軽減前66,883円のうち子ども分の均等割を除く部分が大きく下がります。
逆に、住民税の申告をしていない方が世帯に1人でもいると軽減が一切適用されません。所得のない学生や無収入の方でも、申告書の提出が必要です。
産前産後の免除・非自発的失業の軽減は自動では適用されません。市はLINE申請を用意しているので、窓口に行けない方はオンラインを活用してください。

保険税が重いと感じたときの選択肢は保険料が高い・払えないときのガイドもあわせて。

4-7. 払えないときは滞納する前に相談

滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。

5. 納付方法

  • 口座振替(令和4年4月1日から原則。特別徴収の世帯を除く)
  • 納付書(市役所、銀行、コンビニ)
  • 地方税お支払サイト(インターネットバンキング、クレジットカード)
  • スマホ決済アプリ
  • 年金天引き(特別徴収・対象者のみ)

納期は年8回(7月〜翌年2月)

八街市の普通徴収の納期は第1期=7月、第2期=8月、第3期=9月、第4期=10月、第5期=11月、第6期=12月、第7期=1月、第8期=2月です。
令和4年4月1日の八街市国民健康保険税条例施行規則の改正により、口座振替が原則となりました。登録のない方には納税通知書の発送時などに案内があります。
口座振替の申込方法は3通りです。①キャッシュカードによる申込(ペイジー口座振替受付サービス)は、納期限の20日前までに登録すれば当月分から振替できます。②口座振替依頼書は、申込月の翌々月以降の納期から開始されます。③市内の金融機関窓口では届出印と通帳が必要です。市外の金融機関で申し込む場合は、税務課収納対策室(043-443-1115)に連絡します。

年度途中の加入・脱退の計算

途中加入は年間税額×加入した月から3月までの月数÷12、途中脱退は年間税額×4月から抜けた月の前月までの月数÷12です。加入手続きをすると翌月中旬に納付書が郵送され、他市町村から転入した場合は、前住所地に所得照会をして再計算するため、翌々月にもう一度納付書が届くことがあります。

届出が遅れると「遡及課税」

国保の届出は14日以内が原則です。市は、令和8年2月に加入すべきなのに6月に届け出た場合、令和8年度分に加えて令和7年度分の2か月分も一度に納めると例示しています。届出をした日ではなく、資格を得た月までさかのぼって計算されます。

確定申告・年末調整の社会保険料控除

1〜12月に納めた国保税は社会保険料控除の対象です。納付額は、納付書なら領収書、口座振替なら通帳、地方税お支払サイトなら納付履歴、スマホ決済なら各アプリの履歴、年金天引きなら日本年金機構の源泉徴収票で確認します。確認できない場合は納付額確認書を窓口または八街市公式LINE(申請から2営業日以内にデータ送付)で入手できます。

6. 加入・脱退の手続き

6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)

状況別 加入時の必要書類
事由必要書類
会社を退職した健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
他市区町村から転入本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可)
子どもが生まれた本人確認書類、母子健康手帳
生活保護が廃止された保護廃止(停止)通知書、本人確認書類

6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)

状況別 脱退時の必要書類
事由必要書類
就職して社保に加入した新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類
他市区町村へ転出本人確認書類(転出届と同時に手続き可)
生活保護の受給開始保護決定通知書、本人確認書類
死亡本人確認書類、死亡を確認できる書類

脱退の届出を忘れると国保料の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。

7. 八街市の国保窓口一覧

国保税の計算・軽減の相談は八街市役所 国保年金課が窓口です。開庁時間は午前8時45分〜午後4時30分(土日祝・年末年始を除く)です。

八街市 国保の窓口
窓口連絡先主な業務
国保年金課
〒289-1192 千葉県八街市八街ほ35番地29(市役所)
TEL:043-443-1139保険税の算定・賦課、軽減・減免の相談、加入・脱退の届出、非自発的失業の軽減届出、産前産後の免除、納付額確認書
税務課 収納対策室TEL:043-443-1115口座振替の申込・相談(特に市外の金融機関で申し込む場合)、納付に関する相談
八街市公式LINE友だち登録のうえ、メニューまたはキーワード送信非自発的失業の軽減申請(「国保非自発の減免申請」)、産前産後免除の申請、納付額確認書の申請(本人または同一世帯の方)

平等割は医療分(基礎分)の32,000円だけ。支援分・介護分・子ども分にはありません。

加入・脱退の届出は事由の発生から14日以内。別世帯の方が代理で届け出る場合は委任状が必要です。

保険税の試算は市のサイトに令和8年度のExcel試算シートがあります。年度途中に40歳・65歳・75歳に到達する方、加入・脱退がある方、給与と年金の両方がある方などは、試算と実額が大きく異なることがあります。

8. よくある質問(八街市の国保)

Q1. 八街市は国保「税」ですか、「料」ですか?
A. 「保険税」です。市のページは「八街市国民健康保険税」の名称で、令和8年度も医療分(基礎分)・後期高齢者支援金分・介護納付金分・子ども・子育て支援金分の4区分で課税します。
納税義務者は世帯主で、世帯主が社会保険に加入していても、同じ世帯に国保加入者がいれば世帯主宛てに通知書が届きます。

Q2. 八街市の平等割はいくらですか?
A. 32,000円(医療分のみ)です。支援分・介護分・子ども分には平等割がありません。
この平等割と均等割(18歳以上・介護分なしで34,883円)を足した軽減前の固定部分は、単身で66,883円です。千葉県内の他市(当サイト集計22市)と比べると、平等割がこれより高いのは千葉市と八千代市の2市だけです。

Q3. 八街市に資産割はありますか?
A. ありません。市は平成28年4月1日に所得割と均等割の引き上げ・平等割の引き下げを行い、あわせて資産割を廃止しました。固定資産を持っていても、国保税の計算に資産の評価額は使われません。

Q4. 八街市の国保の手続きはオンラインでできますか?
A. 一部できます。非自発的失業の軽減申請、産前産後期間の免除申請、納付額確認書の発行申請は八街市公式LINEから行えます(友だち登録が必要)。加入・脱退の届出や軽減の所得申告は、国保年金課の窓口または市の案内に従ってください。

Q5. 八街市の国保税は口座振替しかできませんか?
A. 原則は口座振替ですが、納付書や地方税お支払サイト、スマホ決済でも納められます。令和4年4月1日の規則改正で口座振替が原則になりましたが、納税通知書の納付書での支払いも可能です。口座振替の登録がない方には納税通知書の発送時などに案内があります。

Q6. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、所得に応じた軽減
(申請不要/要・所得申告)・未就学児の均等割5割軽減
(申請不要)・18歳未満の子ども分均等割の減免
(申請不要)・非自発的失業者の軽減
(要届出)・産前産後期間の免除
(要届出)・特定世帯・特定継続世帯の平等割軽減
(申請不要)などの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。

Q7. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に八街市 国保年金課で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険税もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。

9. まとめ|八街市の国保で押さえるべきポイント

  • 八街市は3方式(所得割+均等割+平等割)。令和8年度の料率は医療分(基礎分)7.50%・後期支援分2.00%・介護分1.50%・子ども分0.30%
  • 均等割は医療分(基礎分)23,000円・後期支援10,000円・介護12,000円・子ども1,883円、平等割は合計で年32,000円。賦課限度額は世帯合計で年112万円
  • 八街市は「保険税」の市。納税義務者は世帯主で、資産割は平成28年度に廃止済み
  • 所得割は医療7.50%・支援2.00%・介護1.50%・子ども0.30%。合計9.80%(40〜64歳は11.30%)
  • 平等割は医療分32,000円のみ。千葉県内でも高い水準で、単身でも軽減前の固定部分は66,883円
  • 非自発的失業・産前産後・納付額確認書は八街市公式LINEで申請可
  • 口座振替が原則(令和4年4月1日から)。納期は7月〜翌年2月の年8回
  • 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年23万4千円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
  • 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
  • 窓口は八街市 国保年金課

出典・参考:
・八街市公式:八街市国民健康保険税
・八街市公式:未就学児にかかる国民健康保険税均等割額の減額について
・八街市公式:産前産後期間の国民健康保険税の免除
・八街市公式:非自発的失業者の国民健康保険税の軽減
・八街市公式:国民健康保険税・後期高齢者医療保険料の社会保険料控除について
・八街市公式:保険税試算(令和8年度)Excel

※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は八街市公式サイトでご確認ください。

シェアする