八幡市の国民健康保険|令和8年度の保険料・減免・申請窓口を完全ガイド
八幡市は京都府南部、京都市と大阪府の間に位置し、石清水八幡宮や男山のふもとに広がる市です。
この記事では、令和8年度の最新料率にもとづく八幡市の国保料の計算方法、軽減・減免、会社都合退職の特例、納付方法、窓口情報までまとめました。
八幡市の国保には、同じ京都府南部の城陽市と比べて目立つ違いがあります。医療分の均等割は31,931円(城陽市は26,060円)と高めな一方、平等割は20,372円(城陽市は27,270円)と低く、人数の多い世帯ほど負担が重くなる設計です。所得割の合計は15.12%(40〜64歳)。減免は雇用・所得・旧被扶養者・災害・拘禁の5本立てで、自己都合退職でもハローワークで雇用保険を受給している人は減額される場合があるのが特徴です。
1. 八幡市の国民健康保険の概要
八幡市の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。
八幡市の保険料は3方式(所得割+均等割+平等割)で計算します。「平等割」は世帯単位でかかる定額部分で、世帯人数が少ないほど1人あたりの負担感が大きくなります。
八幡市は「保険料」方式で、3方式(所得割+均等割+平等割)です。資産割はありません。
保険料は医療分・後期高齢者支援金等分・子ども・子育て支援金分・介護分の4区分を合算します。介護分は40歳以上65歳未満の人だけにかかります。
納付義務者は世帯主で、世帯主が職場の健康保険や後期高齢者医療に入っていても、世帯に国保加入者がいれば世帯主(擬制世帯主)に請求されます。届出が認められれば、国保の被保険者を国保上の世帯主に変更できる場合があります。
保険料は月末時点で加入している人を対象に計算します(11月29日に社保へ加入した場合は10月分まで)。
国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。
2. 保険料の計算方法|令和8年度の料率
| 区分 | 所得割率 | 均等割(1人年額) | 平等割(1世帯年額) | 賦課限度額 |
|---|---|---|---|---|
| 医療分 | 8.76% | 31,931円 | 20,372円 | 670,000円 |
| 後期高齢者支援金分 | 3.07% | 11,311円 | 7,005円 | 260,000円 |
| 介護分(40〜64歳) | 2.96% | 12,435円 | 6,126円 | 170,000円 |
| 子ども・子育て支援金分 | 0.33% | 1,301円 (子ども分の均等割1,301円には、18歳以上均等割1人あたり85円を含みます。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額軽減されます) | 758円 | 30,000円 |
- 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
- 40歳未満は医療分・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
- 子ども分の均等割1,301円には、18歳以上均等割1人あたり85円を含みます。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額軽減されます。申請は不要です。
- 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。
令和8年度から子ども・子育て支援金分が追加されました。市は令和8年5月28日付で制度のQ&Aを公開し、子どものいない世帯も対象であること、財源は児童手当の拡充や妊婦のための支援給付、こども誰でも通園制度など6事業に充てられることを説明しています。
所得割の合計は医療8.76%+支援金3.07%+子ども0.33%+介護2.96%=15.12%(40〜64歳)です。40歳未満・65歳以上は介護分がないので12.16%になります。
均等割は医療31,931円・支援金11,311円・子ども1,301円・介護12,435円。介護分ありの1人あたりは合計56,978円、介護分なしでは44,543円です(子ども分は18歳以上の額)。
平等割は医療20,372円・支援金7,005円・子ども758円・介護6,126円で、介護分ありの世帯は合計34,261円です。同じ京都府南部の城陽市(43,610円)より平等割は約9,000円低く、単身世帯には比較的穏やか、多人数世帯には重い配分です。
賦課限度額は医療67万円・支援金26万円・介護17万円・子ども3万円で、合計113万円です。
市は所得が未申告の場合は軽減の手続きができないと明記しています。収入が0円でも、保険料を決めるための申告が必要です。
後期高齢者医療への移行で国保が1人だけになる世帯は、世帯に変更がなければ5年間は平等割(介護分除く)が半額、その後3年間は4分の3になります。75歳になる家族がいる夫婦世帯は覚えておきたい制度です。
【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円
所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円
- 医療分: 所得割 225,132円 + 均等割 111,758円 + 平等割 20,372円 ⇒ 357,262円
- 後期支援分: 所得割 78,899円 + 均等割 39,588円 + 平等割 7,005円 ⇒ 125,492円
- 介護分: 所得割 76,072円 + 均等割 24,870円 + 平等割 6,126円 ⇒ 107,068円
- 子ども分: 所得割 8,481円 + 均等割 2,602円 + 平等割 758円 ⇒ 11,841円
合計: 年間 約601,664円(月あたり約50,100円)
この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。
【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)
基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円
- 医療分: 所得割 139,284円 + 均等割 31,931円 + 平等割 20,372円 ⇒ 191,587円
- 後期支援分: 所得割 48,813円 + 均等割 11,311円 + 平等割 7,005円 ⇒ 67,129円
- 介護分: 所得割 47,064円 + 均等割 12,435円 + 平等割 6,126円 ⇒ 65,625円
- 子ども分: 所得割 5,247円 + 均等割 1,301円 + 平等割 758円 ⇒ 7,306円
合計: 年間 約331,647円(月あたり約27,600円)
単身世帯でも平等割が合計で年34,261円のってきます。平等割のない自治体(横浜市や東京23区など)と比べると、この分がまるごと差になります。
【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円
ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。
軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)
- 医療分 256,411円 / 後期支援分 89,847円 / 介護分 87,529円 / 子ども分 9,748円 ⇒ 合計 約443,535円
非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)
- 判定所得も82.8万円に下がるため均等割・平等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
- 医療分 76,707円 / 後期支援分 26,871円 / 介護分 26,630円 / 子ども分 2,961円 ⇒ 合計 約133,169円
差額は年間およそ31万円。届出書1枚でこれだけ違います。八幡市が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。
(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は八幡市公式の保険料試算でご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。
3. 賦課限度額(保険料の上限)
- 医療分 670,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
- 世帯合計の最大値: 年113万円(1,130,000円)
所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。
4. 八幡市の軽減・減免制度
制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。
4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用
| 軽減率 | 世帯の総所得金額等が以下の額以下 |
|---|---|
| 7割軽減 | 43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
| 5割軽減 | 43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
| 2割軽減 | 43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
軽減されるのは均等割と平等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険料が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。
4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用
未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。
4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用
令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、子ども分の均等割1,301円には、18歳以上均等割1人あたり85円を含みます。18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者は、子ども分の均等割が全額軽減されます。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。
4-4. 非自発的失業者の保険料軽減|要申請
倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。
- 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
- 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
- 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
- 届出先: 八幡市役所 健康福祉部 国保医療課(国保年金係 075-983-2962)。届出は窓口で届出書を記入します(マイナンバーカード・資格確認書または資格情報のお知らせ・本人確認書類を持参)
- 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です
倒産・解雇・雇止めなどで離職した方は、離職者本人の給与所得を30%に換算して保険料を算定する軽減が使えます。届出が必要です。
対象は離職時に65歳未満で、雇用保険の特定受給資格者または特定理由離職者(雇用保険受給資格者証の離職理由コード11・12・21・22・23・31・32・33・34)です。高年齢受給資格者と特例受給資格者は対象外。高額療養費の負担限度額の判定も同様に軽減されます。
保険料の軽減期間は「離職日の翌日の属する月から、その月の属する年度の翌年度末まで」です。離職日の翌日(または国保の資格取得日)にさかのぼって軽減されます。
注意点は2つ。離職者本人の給与所得がない場合は対象外で、給与以外の所得や、離職者以外の家族の給与所得は100%のまま計算されます。
書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。
4-5. 産前産後期間の保険料軽減|要届出
出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。
4-6. 八幡市の減免制度|要申請
八幡市の低所得軽減・未就学児軽減・18歳未満の子ども分軽減は自動適用、産前産後・非自発的失業・各種減免は届出や申請が必要です。所得未申告の人がいる世帯は軽減の手続きができません。
| 種類 | 主な要件 | 減免内容・手続き |
|---|---|---|
| 法定軽減(7割・5割・2割) (所得申告が必要) | 前年中の世帯の合計所得が①43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)以下=7割、②43万円+31万円×被保険者数+同=5割、③43万円+57万円×被保険者数+同=2割。4月1日の人数で判定。65歳以上は公的年金等所得から15万円を控除して判定 | 均等割と平等割を減額。判定の人数には後期高齢者医療へ移行した「特定同一世帯所属者」も含みます |
| 未就学児の均等割軽減 (申請不要) | 6歳に達する日以後の最初の3月31日までの被保険者(令和8年度は令和2年4月2日以降の生まれ) | 均等割を5割軽減。法定軽減がある世帯は、軽減後の均等割からさらに5割軽減。市の表では医療分の均等割が7割軽減後4,789円→さらに半額、軽減なしでも15,965円になります |
| 18歳未満の子ども分の均等割軽減 (申請不要) | 18歳に達する日以後の最初の3月31日以前の被保険者 | 子ども・子育て支援金分の均等割が全額軽減 |
| 産前産後期間の軽減 (届出が必要) | 妊娠85日(4か月)以降に出産した被保険者(死産・流産・人工妊娠中絶を含む)。多胎は2人分の手帳が必要 | 単胎は出産(予定)月の前月から4か月間、多胎は3か月前から6か月間の所得割と均等割が全額免除。出産予定日の6か月前から届出可能 |
| 非自発的失業の軽減 (届出が必要) | 離職時65歳未満の特定受給資格者・特定理由離職者 | 給与所得を30%に換算。軽減期間は離職翌月から翌年度末まで |
| 雇用減免 (申請が必要) | ハローワークで雇用保険を受給している人(雇用保険受給資格者証、高年齢受給資格者証、特例受給資格者証のいずれか)。市は自己都合退職でも減額できる場合があると案内 | 減額期間は求職申込日の属する月から受給満了日の属する月の前月まで(末日の場合は当該月まで) |
| 所得減免 (申請が必要) | 世帯全体の所得が前年に比べて25%以上減少する見込みの世帯(前年の世帯所得に応じて必要な減少割合は異なる) | 保険料を減額できる場合があります。世帯全員の当年の収入がわかるもの(給与明細・帳簿など)が必要 |
| 旧被扶養者減免 (申請が必要) | 被用者保険(協会けんぽ・健保組合・共済)の被保険者が後期高齢者医療に移行したことで国保に入った65歳以上75歳未満の被扶養者。国保組合からの加入は対象外 | 所得割は当面の間、均等割は資格取得日から2年を経過するまで減額。健康保険資格喪失証明書が必要 |
| 災害減免・拘禁減免 (申請が必要) | 火災等の災害で生活が著しく困難になった人/刑事施設等に収容され給付が制限されていた人 | 災害は発生日から1年間。拘禁は収容日の属する月から出所日の属する月の前月まで(末日は当該月) |
八幡市の減免で特徴的なのは、減免が5本立てで、それぞれ申請期限があることです。市は「すべての制度に申請期限がございます。はやめに申請・お問合せください」と案内しています。
見落としやすいのが雇用減免です。会社都合退職でなくても、ハローワークで雇用保険を受給している間は減額できる場合があります。非自発的失業の軽減(給与所得30%換算)の対象は離職理由コードで決まるため、対象外の人はこちらを確認してください。
逆に旧被扶養者減免は、会社員だった配偶者が75歳になり後期高齢者医療に移ったときに効く制度です。所得割は「当面の間」、均等割は2年間の減額で、申請しないと適用されません。国保組合(建設国保など)からの加入は対象外な点にも注意してください。
申請には、世帯主と対象者のマイナンバーカード、資格確認書または資格情報のお知らせ、申請者の本人確認書類が基本で、制度ごとに受給資格者証や収容期間の証明書などが加わります。
保険料が重いと感じたときの選択肢は保険料が高い・払えないときのガイドもあわせて。
4-7. 払えないときは滞納する前に相談
滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。
5. 納付方法
- 納付書払い・口座振替——6月から翌年3月までの10期に割り振って納めます。納付書はコンビニでも使えます(バーコードのないもの、納期の過ぎたものは金融機関で)。スマートフォン決済アプリでも納付できます
- 口座振替——通帳届出印・預貯金通帳・納付通知書を持って市内の金融機関で手続き。通帳の名義人は納付義務者でなくても構いません。翌年度以降も継続されます
- 年金からの天引き(特別徴収)——世帯主が国保被保険者で、世帯内の被保険者が全員65歳以上75歳未満(6月末時点)、対象年金が年18万円以上で国保料と介護保険料の合計が年金額の2分の1以下、世帯主の介護保険料が年金天引きの場合。八幡市は平成20年10月支給分から実施しており、届出で普通徴収(口座振替)に変更できます
八幡市の納付は年10回払いで、4月から資格のある人は4月〜翌年3月分をまとめて計算して6月〜3月の10期に割り振るため、加入月1か月あたりの保険料と各納期の額は一致しません。
滞納すると、納期限から約2週間で督促状が届き、督促手数料や延滞金がかかります。督促状が届いたあとの保険料は八幡市から京都地方税機構へ移管され、納付相談も同機構が受け付けます。特別な事情なく1年以上滞納すると、医療機関で一旦10割負担となる特別療養費の扱いになります。
災害や生活困窮など特別な事情がある場合は、申請により分割納付などの相談ができます。
6. 加入・脱退の手続き
6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)
| 事由 | 必要書類 |
|---|---|
| 会社を退職した | 健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの |
| 他市区町村から転入 | 本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可) |
| 子どもが生まれた | 本人確認書類、母子健康手帳 |
| 生活保護が廃止された | 保護廃止(停止)通知書、本人確認書類 |
6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)
| 事由 | 必要書類 |
|---|---|
| 就職して社保に加入した | 新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類 |
| 他市区町村へ転出 | 本人確認書類(転出届と同時に手続き可) |
| 生活保護の受給開始 | 保護決定通知書、本人確認書類 |
| 死亡 | 本人確認書類、死亡を確認できる書類 |
脱退の届出を忘れると国保料の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。
7. 八幡市の国保窓口一覧
国保料の計算・軽減・加入脱退の相談は八幡市役所 健康福祉部 国保医療課です。国保年金係が資格・保険料、医療係が給付を担当します。滞納後の納付相談は京都地方税機構です。
| 窓口 | 電話番号 | 主な業務 |
|---|---|---|
| 国保医療課 国保年金係 〒614-8501 京都府八幡市八幡園内75 | 075-983-2962 Fax 075-972-2520 | 加入・脱退、保険料の計算・軽減・減免の申請、産前産後の届出、非自発的失業の届出 |
| 国保医療課 医療係 | 075-983-2976 | 高額療養費、限度額適用認定証、出産育児一時金、葬祭費などの給付 |
| 京都地方税機構 | 市公式サイトで確認 | 督促状送付後の滞納保険料の納付相談 |
国保の加入・脱退は14日以内に届出が必要です。会社の健康保険に入っても国保は自動では切り替わりません。脱退を忘れると、国保が負担した医療費の返還(不当利得返還請求)に加え、保険料の二重払いになります。
届出が遅れると、届出日ではなく資格を取得した月までさかのぼって保険料を納めることになり、その間の医療費は全額自己負担です。
職場の健康保険に入る脱退手続きに限り、電子申請(申請フォーム)が可能です。
代理人(同一世帯員を除く)が届出する場合は、委任状と代理人の本人確認書類が必要です。大学進学で別に住所を定めるときは、在学証明書で遠隔地証明の手続きもできます。
資格確認書は、マイナ保険証の利用登録がある人は再発行されません(読み取れない例外時は「資格情報のお知らせ」と併用)。マイナンバーカードを紛失した場合は資格確認書が交付されます。
8. よくある質問(八幡市の国保)
Q1. 八幡市の国保料は高いのですか?
A. 所得割の合計は15.12%(40〜64歳)で、40歳未満・65歳以上は12.16%です。内訳は医療8.76%+支援金3.07%+子ども0.33%+介護2.96%。
医療分の均等割は31,931円で、城陽市(26,060円)より高い一方、平等割は20,372円と低めです。賦課限度額は合計113万円です。
低所得世帯は世帯全員の所得申告で軽減が受けられるので、収入がなくても必ず申告してください。
Q2. 自己都合で退職しても保険料は安くなりますか?
A. ハローワークで雇用保険を受給している間は、雇用減免で減額される場合があります。対象は雇用保険受給資格者証・高年齢受給資格者証・特例受給資格者証をお持ちの方で、減額期間は求職申込日の属する月から受給満了月の前月までです。
離職理由が会社都合に近いコード(11・12・21・22・23・31・32・33・34)で65歳未満なら、給与所得を30%に換算する非自発的失業の軽減の対象です。どちらに当たるかは窓口で確認しましょう。
Q3. 75歳になる配偶者の扶養に入っていた場合は?
A. 会社員の配偶者が75歳で後期高齢者医療に移ると、被扶養者だった65歳以上75歳未満の人は国保に入ります。この場合旧被扶養者減免で所得割は当面の間、均等割は2年間減額されます(要申請)。
さらに、国保の被保険者が1人になる世帯は平等割(介護分除く)が5年間半額、その後3年間は4分の3になります。
Q4. 保険料が払えないときは?
A. 特別な事情があれば申請により分割納付などの相談ができます。督促状が届いたあとは京都地方税機構への相談になるので、届く前に国保医療課へ。
収入が大きく減ったときは所得減免(前年比25%以上の減少が目安。必要な割合は前年所得で異なる)も検討できます。
Q5. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、法定軽減(7割・5割・2割)
(所得申告が必要)・未就学児の均等割軽減
(申請不要)・18歳未満の子ども分の均等割軽減
(申請不要)・産前産後期間の軽減
(届出が必要)・非自発的失業の軽減
(届出が必要)・雇用減免
(申請が必要)・所得減免
(申請が必要)・旧被扶養者減免
(申請が必要)・災害減免・拘禁減免
(申請が必要)などの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。
Q6. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に八幡市役所 健康福祉部 国保医療課(国保年金係 075-983-2962・医療係 075-983-2976)で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険料もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。
9. まとめ|八幡市の国保で押さえるべきポイント
- 八幡市は3方式(所得割+均等割+平等割)。令和8年度の料率は医療分8.76%・後期支援分3.07%・介護分2.96%・子ども分0.33%
- 均等割は医療分31,931円・後期支援11,311円・介護12,435円・子ども1,301円、平等割は合計で年34,261円。賦課限度額は世帯合計で年113万円
- 所得割は医療8.76%・支援金3.07%・子ども0.33%・介護2.96%=15.12%(40〜64歳)。賦課限度額は合計113万円
- 医療分の均等割31,931円は高め、平等割20,372円は低め。多人数世帯ほど負担が重い設計
- 減免は雇用・所得・旧被扶養者・災害・拘禁の5本立て。すべて申請期限あり
- 自己都合退職でも雇用保険を受給していれば雇用減免の対象になる場合がある
- 国保が1人だけになる世帯は平等割(介護分除く)が5年間半額、その後3年間は4分の3
- 滞納後の納付相談は京都地方税機構。1年以上の滞納で特別療養費(10割負担)
- 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年31万円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
- 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
- 窓口は八幡市役所 健康福祉部 国保医療課(国保年金係 075-983-2962・医療係 075-983-2976)
出典・参考:
・八幡市公式:国民健康保険料について
・八幡市公式:子ども・子育て支援金制度について
・八幡市公式:国民健康保険料減免のご案内
・八幡市公式:倒産や解雇による失業のため国保に加入された人の保険料等の軽減制度について
・八幡市公式:産前産後期間に係る国民健康保険料の軽減について
・八幡市公式:国保の資格取得・喪失の届出
※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は八幡市公式サイトでご確認ください。