千曲市の国民健康保険|令和8年度の保険税・減免・申請窓口を完全ガイド
千曲市は長野県北部、長野市の南隣にある市です。あんずの里として知られ、姨捨の棚田や戸倉上山田温泉を含む一帯は、市が日本遺産「月の都」として発信しています。更埴市・戸倉町・上山田町が合併した市で、市役所のほかに上山田戸倉出張所でも一部の国保手続きができます。
この記事では、令和8年度の最新税率にもとづく国保税の計算方法、軽減・減免、納期、窓口までをまとめました。数値は千曲市公式サイトの「国民健康保険税」「国民健康保険制度」「産前産後期間の国民健康保険税の減額について」の各ページで確認しています。
千曲市の国保でまず知っておきたいのは、お金の窓口と、給付・手続きの窓口が分かれている点です。税額の算定や軽減の申請(非自発的失業者の軽減など)は税務課、加入・脱退・高額療養費・出産育児一時金などの給付は健康推進課 国保医療係が受け持ちます。もうひとつ、令和8年度の納税通知書は7月14日(火)発送と日付まで公表されており、納期は7月から翌年2月までの年8回です。
1. 千曲市の国民健康保険の概要
千曲市の国保は、勤務先の健康保険(社保)に加入していない方が対象です。自営業者、フリーランス、退職者、無職の方、パート・アルバイトで社保未加入の方、外国人住民などが該当します。
千曲市の保険税は3方式(所得割+均等割+平等割)で計算します。「平等割」は世帯単位でかかる定額部分で、世帯人数が少ないほど1人あたりの負担感が大きくなります。
千曲市は「保険料」ではなく「保険税」方式で、医療・後期高齢者支援・介護・子ども・子育て支援金の4区分すべてが3方式(所得割+均等割+平等割)です。資産割はありません。子ども分だけは、通常の均等割に加えて「18歳以上均等割」という項目が別建てになっています。
所得割のもとになる所得は「総所得額-43万円」で、合計所得金額が2,400万円を超える方は基礎控除が段階的に小さくなります(2,400万円超2,450万円以下は29万円、2,450万円超2,500万円以下は15万円、2,500万円超は0円)。
納税義務者は世帯主です。世帯主が会社の健康保険に入っていても、世帯に国保加入者が1人でもいれば、世帯主あてに納税通知書が届きます。
国保のしくみそのものは国民健康保険の基礎知識まとめ、加入・脱退の手順は国民健康保険の加入手続き完全ガイドをあわせてどうぞ。
2. 保険税の計算方法|令和8年度の料率
| 区分 | 所得割率 | 均等割(1人年額) | 平等割(1世帯年額) | 賦課限度額 |
|---|---|---|---|---|
| 医療分 | 7.70% | 19,500円 | 22,000円 | 670,000円 |
| 後期高齢者支援金分 | 2.40% | 7,500円 | 7,200円 | 260,000円 |
| 介護分(40〜64歳) | 1.80% | 7,300円 | 6,300円 | 170,000円 |
| 子ども・子育て支援金分 | 0.30% | 1,187円 (子ども・子育て支援金分の均等割は、18歳年度末(高校生年代)までの加入者は全額軽減されます。市の表示は「均等割1,114円」に「18歳以上均等割73円」を足す形で、この表では18歳以上1人あたり1,187円として扱っています) | 1,118円 | 30,000円 |
- 所得割の計算ベースは「前年中の総所得金額等 - 基礎控除43万円」=基準総所得金額。加入者ひとりごとに計算して世帯で合算します。
- 40歳未満は医療分・後期支援分・子ども分のみ。40歳以上65歳未満には介護分が加わります。
- 子ども・子育て支援金分の均等割は、18歳年度末(高校生年代)までの加入者は全額軽減されます。市の表示は「均等割1,114円」に「18歳以上均等割73円」を足す形で、この表では18歳以上1人あたり1,187円として扱っています。申請は不要です。
- 年度途中の加入・脱退は月割り計算になります。
所得割の合計は12.2%(医療分7.7%+支援金分2.4%+介護分1.8%+子ども分0.3%/介護分は40〜64歳のみ)。内訳で目立つのは医療分の所得割が7.7%と高めな点です。同じ県内の塩尻市(医療分6.78%、合計12.37%)と比べると、医療分は千曲市が約0.9ポイント高く、支援金分・介護分・子ども分は低い配置になっています。
均等割は1人あたり、医療19,500円+支援金7,500円+子ども分1,114円+(40〜64歳は介護7,300円)、18歳以上はさらに子ども分の18歳以上均等割73円がかかります。表では子ども分を「18歳以上の1人あたり1,187円」として表示しています。平等割は1世帯あたり医療22,000円+支援金7,200円+介護6,300円(40〜64歳がいる世帯)+子ども分1,118円。
塩尻市と並べると定額部分の差が大きいのが千曲市の特徴です。塩尻市は均等割の合計が1人46,000円・平等割の合計が1世帯43,300円ですが、千曲市は均等割の合計が35,487円(19,500+7,500+7,300+1,187)、平等割の合計が36,618円(22,000+7,200+6,300+1,118)で、均等割で約10,500円、平等割で約6,700円低くなります(いずれも令和8年度の市公表値どうしの比較)。所得が低い世帯や人数の多い世帯では、この差がそのまま年税額の差になります。
限度額の合計は113万円(医療67万+支援金26万+介護17万+子ども3万)。40〜64歳の世帯で、4区分すべてが上限に届いたときの額です。
市の表示に注意。税率表のページは、ページ上部の更新日が「2025年05月16日」のまま、本文では「令和8年度の納税通知書は令和8年7月14日に発送」「令和8年度より子ども・子育て支援金が始まりました」と書かれています。表に載っている税率は令和8年度のものとして本記事に使っていますが、前年度(令和7年度)の税率はこのページから確認できないため、増減額は断定していません。
【計算例1】40歳夫婦+子ども2人(うち1人は未就学児)/世帯所得300万円
所得はすべて夫(40歳)のものとして計算します。基準総所得金額 = 300万円 - 43万円 = 257万円
- 医療分: 所得割 197,890円 + 均等割 68,250円 + 平等割 22,000円 ⇒ 288,140円
- 後期支援分: 所得割 61,680円 + 均等割 26,250円 + 平等割 7,200円 ⇒ 95,130円
- 介護分: 所得割 46,260円 + 均等割 14,600円 + 平等割 6,300円 ⇒ 67,160円
- 子ども分: 所得割 7,710円 + 均等割 2,374円 + 平等割 1,118円 ⇒ 11,202円
合計: 年間 約461,632円(月あたり約38,500円)
この世帯の総所得金額等は300万円。2割軽減の判定基準は「43万円+57万円×4人=271万円」なので、低所得軽減には届きません。
【計算例2】40歳単身/年収300万円(給与所得202万円)
基準総所得金額 = 202万円 - 43万円 = 159万円
- 医療分: 所得割 122,430円 + 均等割 19,500円 + 平等割 22,000円 ⇒ 163,930円
- 後期支援分: 所得割 38,160円 + 均等割 7,500円 + 平等割 7,200円 ⇒ 52,860円
- 介護分: 所得割 28,620円 + 均等割 7,300円 + 平等割 6,300円 ⇒ 42,220円
- 子ども分: 所得割 4,770円 + 均等割 1,187円 + 平等割 1,118円 ⇒ 7,075円
合計: 年間 約266,085円(月あたり約22,200円)
単身世帯でも平等割が合計で年36,618円のってきます。平等割のない自治体(横浜市や東京23区など)と比べると、この分がまるごと差になります。
【計算例3】会社都合で退職した40歳単身/前年の給与収入400万円
ここが一番お金の動くところです。給与収入400万円=給与所得276万円の方が、倒産・解雇などで離職したケース。
軽減を届け出なかった場合(基準総所得金額 276万-43万=233万円)
- 医療分 220,910円 / 後期支援分 70,620円 / 介護分 55,540円 / 子ども分 9,295円 ⇒ 合計 約356,365円
非自発的失業者の軽減を届け出た場合(給与所得を100分の30に圧縮:276万×30%=82.8万円 → 基準総所得金額 39.8万円)
- 判定所得も82.8万円に下がるため均等割・平等割の2割軽減もあわせて適用されます(2割軽減の基準=43万+57万×1人=100万円以下)
- 医療分 63,846円 / 後期支援分 21,312円 / 介護分 18,044円 / 子ども分 3,038円 ⇒ 合計 約106,240円
差額は年間およそ25万円。届出書1枚でこれだけ違います。千曲市が対象者を自動で拾ってくれるわけではないので、心当たりのある方は窓口へ。
(注)上記は本記事による概算です。正確な金額は千曲市公式サイトでご確認ください。退職直後で任意継続と迷っている方は任意継続 vs 国民健康保険もどうぞ。
3. 賦課限度額(保険税の上限)
- 医療分 670,000円 / 後期支援分 260,000円 / 介護分 170,000円 / 子ども分 30,000円
- 世帯合計の最大値: 年113万円(1,130,000円)
所得がどれだけ高くてもここで頭打ちです。
4. 千曲市の軽減・減免制度
制度は自動で適用されるものと申請しないと適用されないものに分かれます。取りこぼしが起きるのはいつも後者です。
4-1. 低所得世帯の軽減(7割・5割・2割)|自動適用
| 軽減率 | 世帯の総所得金額等が以下の額以下 |
|---|---|
| 7割軽減 | 43万円 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
| 5割軽減 | 43万円 + 31万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
| 2割軽減 | 43万円 + 57万円×被保険者数 + 10万円×(給与所得者等の数 - 1) |
軽減されるのは均等割と平等割です。所得割は対象外。収入がない方も住民税の申告をしないと軽減判定が回りません。「無職なのに保険税が高い」の原因はたいていこれです(無職の人の国民健康保険)。
4-2. 未就学児の均等割5割軽減|自動適用
未就学児(小学校入学前)の均等割が所得制限なく一律5割軽減。低所得軽減との併用ができ、7割軽減世帯の未就学児は合わせて8.5割軽減になります。申請不要。
4-3. 子ども・子育て支援金分の18歳未満軽減|自動適用
令和8年度に新設された子ども・子育て支援金分は、子ども・子育て支援金分の均等割は、18歳年度末(高校生年代)までの加入者は全額軽減されます。市の表示は「均等割1,114円」に「18歳以上均等割73円」を足す形で、この表では18歳以上1人あたり1,187円として扱っています。子ども本人の負担は実質ゼロです。申請不要。
4-4. 非自発的失業者の保険税軽減|要申請
倒産・解雇・雇止めなどで離職し、雇用保険の「特定受給資格者」または「特定理由離職者」に該当する離職時65歳未満の方は、前年の給与所得を100分の30として計算します。計算例3のとおり、効き目が別格の制度です。
- 軽減期間: 離職日の翌日から翌年度末まで(最大2年分)
- 離職理由コード: 特定受給資格者=11・12・21・22・31・32/特定理由離職者=23・33・34
- 必要書類: 雇用保険受給資格者証(または受給資格通知)の写し、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの
- 届出先: 千曲市役所 税務課(雇用保険受給資格者証・マイナンバーが確認できる書類を持参)
- 注意: 届け出ないと適用されません。自己都合退職は対象外です
会社都合などで離職した方は、前年の給与所得を30%として計算する非自発的失業者の軽減が使えます。期間は離職日の翌日から翌年度末までで、申請先は税務課です。市のページでは、対象となる離職理由コードが11・12・21・22・23・31・32・33・34と明記されています。高年齢受給資格者・特例受給資格者は対象外です。
書類の書き方まで含めた手順は失業したときの国保「軽減措置」完全ガイドで解説しています。
4-5. 産前産後期間の保険税軽減|要届出
出産する国保被保険者がいる世帯は、対象者の所得割額と均等割額について、出産予定月(または出産月)の前月から翌々月までの4か月分(多胎妊娠は3か月前から6か月分)が軽減されます。妊娠85日以上の出産(死産・流産・早産を含む)が対象で、出産予定日の6か月前から届出可能。産前産後の免除・軽減制度もどうぞ。
4-6. 千曲市の減免制度|要申請
千曲市は、国保税の軽減について基準額の数式まで公表しています。一方、病気・災害・失業などによる減免の基準は、国保税のページには載っていません。軽減(申請不要のもの・要るもの)を整理し、そのあとに減免の相談先を書きます。
| 種類 | 主な要件 | 減免内容・手続き |
|---|---|---|
| 所得に応じた軽減(7割・5割・2割) (申請不要/要・所得申告) | 前年の所得の合計が、7割=43万円+10万円×(給与所得者等の数-1)以下、5割=43万円+31万円×被保険者数+10万円×(給与所得者等の数-1)以下、2割=43万円+57万円×被保険者数+10万円×(給与所得者等の数-1)以下の世帯 | 均等割・18歳以上均等割・平等割を軽減。前年に所得がなくても、所得税の確定申告や住民税の申告をしていないと軽減は受けられません。65歳以上の公的年金所得は15万円を控除して判定、土地建物等の譲渡所得の特別控除は適用されず、専従者控除は加算して判定。国保に入っていない世帯主や、国保から後期高齢者医療に移った人も判定に含まれます |
| 未就学児の均等割軽減 (申請不要) | 未就学児 | 均等割を5割軽減。7割・5割・2割軽減を受けている世帯は、軽減後の額からさらに5割軽減 |
| 18歳年度末までの子ども分均等割の軽減 (申請不要) | 18歳になる年度末までの被保険者 | 子ども・子育て支援金分の均等割を10割(全額)軽減。18歳以上の加入者には、均等割1,114円と18歳以上均等割73円がかかります |
| 非自発的失業者の軽減 (要申請) | 平成21年3月31日以降に離職した雇用保険受給資格者で、離職理由コードが11・12・21・22・23・31・32・33・34のいずれか(高年齢受給資格者・特例受給資格者は対象外) | 前年の給与所得を30%として所得割と軽減判定を計算。期間は離職日の翌日から翌年度末まで。途中で社会保険に入り国保を脱退した時点で終了。申請先は税務課(雇用保険受給資格者証・マイナンバーが確認できる書類) |
| 産前産後期間の減額 (原則届出必要) | 令和5年11月以降に出産した(する)被保険者。妊娠85日(4か月)以上の出産が対象で、死産・流産・早産・人工妊娠中絶を含む | 出産予定日(出産日)が属する月の前月から4か月間(多胎は3か月前から6か月間)の所得割・均等割・18歳以上均等割を減額。届出は出産予定日の6か月前から可能(出産後も可)。すでに納めている場合は還付。予定月と実際の出産月がずれても再届出は原則不要 |
| 後期高齢者医療への移行に伴う経過措置(平等割の軽減) (申請不要) | 国保から後期高齢者医療に移る人がいて、国保の加入者が1人になる世帯(世帯構成が変わらない場合) | 平等割が5年間は半額、その後3年間は4分の1の額で軽減 |
| 社会保険等の被扶養者だった65歳以上の方への軽減 (要申請) | 社会保険等に入っていた75歳以上の人に扶養されていた65歳以上の人が、国保に加入した場合 | 所得割がかからず、7割・5割の軽減を受けられない世帯は均等割が半額。国保加入者が1人なら平等割も半額。軽減期間は資格取得日の属する月から2年を経過するまで |
病気・災害・失業などによる減免の基準は、千曲市の国保税ページには掲載がありません。納付が難しいときは、納期限が過ぎる前に税務課(026-273-1111)へ相談してください。なお、上の表のうち、非自発的失業者の軽減は税務課、産前産後の減額の届出も税務課のページに載っていますが、加入・脱退や給付は健康推進課の国保医療係で扱いが違うため、手続きの前に窓口を確認すると行き違いを防げます。
保険税が重いと感じたときの選択肢は保険料が高い・払えないときのガイドもあわせて。
4-7. 払えないときは滞納する前に相談
滞納すると督促 → 延滞金 → 財産の差押えと段階的に進みます。滞納してから相談するより、滞納する前に相談したほうが選べる手が多い。分割納付や徴収猶予の相談ができます(払えない・滞納したときの対処法)。
5. 納付方法
- 口座振替(普通徴収。納税通知書に記載の日に指定口座から引き落とし)
- 納付書による納付(普通徴収)
- 年金からの特別徴収(年金天引き)(世帯主が国保に加入、国保加入者が全員65歳以上75歳未満、世帯主の介護保険料も年金天引き、年金年額18万円以上で国保税と介護保険料の合計が年金額の2分の1以下、のすべてに当てはまる場合)
令和8年度の納期は、7月(第1期)から翌年2月(第8期)までの年8回です。納税通知書は令和8年7月14日(火)に世帯主あてに発送されます。
年金天引きの方は、4月・6月・8月が仮徴収、10月・12月・2月が本徴収です。仮徴収は、前年度も天引きだった方は前年度2月分と同額、新たに天引きになる方は前年に納めた額の6分の1が目安で、本徴収は確定した年税額から仮徴収を引いた残りの3分の1ずつです。年度の途中で税額が下がると、特別徴収は中止され普通徴収に切り替わります。増額のときは天引きを続けたまま、増えた分を納付書などで納めます。天引きから口座振替へは申請で変更できますが、納付書への変更はできません。
6. 加入・脱退の手続き
6-1. 加入手続き(事由発生から14日以内)
| 事由 | 必要書類 |
|---|---|
| 会社を退職した | 健康保険資格喪失証明書、本人確認書類、マイナンバーがわかるもの |
| 他市区町村から転入 | 本人確認書類、マイナンバーがわかるもの(転入届と同時に手続き可) |
| 子どもが生まれた | 本人確認書類、母子健康手帳 |
| 生活保護が廃止された | 保護廃止(停止)通知書、本人確認書類 |
6-2. 脱退手続き(事由発生から14日以内)
| 事由 | 必要書類 |
|---|---|
| 就職して社保に加入した | 新しい健康保険の資格確認書等、国保の保険証・資格確認書、本人確認書類 |
| 他市区町村へ転出 | 本人確認書類(転出届と同時に手続き可) |
| 生活保護の受給開始 | 保護決定通知書、本人確認書類 |
| 死亡 | 本人確認書類、死亡を確認できる書類 |
脱退の届出を忘れると国保料の請求が止まりません。社保と国保の二重払いになって、あとから還付手続きに走ることになります。就職時は就職したときの脱退手続き完全ガイド、引っ越し時は引っ越したときの手続き完全ガイドを参照してください。
7. 千曲市の国保窓口一覧
千曲市の国保は、税の窓口(税務課)と、加入・給付の窓口(健康推進課 国保医療係)に分かれています。どちらも市役所の電話は代表番号(026-273-1111)で、内線が異なります。
| 窓口 | 連絡先 | 主な業務 |
|---|---|---|
| 健康推進課 国保医療係(千曲市役所1階) 〒387-8511 千曲市杭瀬下二丁目1番地 | Tel:026-273-1111(内線1231・1232) | 加入・脱退・住所や世帯の変更の届出、資格確認書の再交付、高額療養費・出産育児一時金・葬祭費などの給付、限度額適用認定証、人間ドックの補助、交通事故などの第三者行為の届出 |
| 税務課(千曲市役所) 〒387-8511 千曲市杭瀬下二丁目1番地 | Tel:026-273-1111 | 国保税の算定・納税通知書の内容、非自発的失業者の軽減の申請、産前産後期間の減額の届出、年金天引きから口座振替への変更の申請 |
| 上山田戸倉出張所 | 市役所代表(026-273-1111)に事前に問い合わせ | 一部の国保手続きのみ。対象の手続きは事前に確認が必要 |
国保の手続きは、事由が生じてから14日以内が目安です。市は「脱退の手続きは自動的に行われない」と書いており、就職や扶養加入で健康保険が切り替わったときは、資格の取得・喪失から14日以内に自分で届け出る必要があります。
千曲市には、修学のために市外へ転出する学生の特例があります。生計が転出前の世帯と同じなら、届出で千曲市の国保に引き続き加入できます。また、他市町村に住民登録している学生が、親の社会保険喪失で親とともに千曲市の国保に入る場合も対象です。在学証明書または学生証が要り、修学を終えると対象外になります。
交通事故など第三者の行為でけがをしたときは、医療機関で保険証・資格確認書を使う前に、国保医療係へ「第三者行為による被害届」を出す必要があります。まず電話で連絡すると、必要書類が郵送されます。
千曲市は、国保加入者の人間ドックに補助を出しています。対象は35歳以上で、1日(半日)コース15,000円、1泊2日コース25,000円。国保だけでなく後期高齢者医療の加入者や、人間ドックの助成がない社会保険の被扶養者も対象です。松代総合病院・篠井総合病院は診断結果表と質問票の提出が不要、そのほかの医療機関では必要です。受診予定日の1か月前から申請を受け付け、事前申請なら補助券が発行されます。
現行の資格確認書は令和8年7月31日まで使用可能と市が案内しています。マイナ保険証をお持ちの方には、原則として資格確認書は発行されません。
8. よくある質問(千曲市の国保)
Q1. 千曲市の国保税は、塩尻市と比べて高いですか?
A. 定額部分(均等割・平等割)は千曲市のほうが軽く、所得割の合計も千曲市が低めです。令和8年度の市公表値で比べると、所得割の合計は千曲市12.2%・塩尻市12.37%、均等割の合計は千曲市35,487円・塩尻市46,000円、平等割の合計は千曲市36,618円・塩尻市43,300円です。
ただし医療分の所得割は千曲市が7.7%で、塩尻市の6.78%より高く、所得が高い世帯ほど医療分の差が詰まります。実際の税額は、世帯の人数・年齢・所得・軽減の有無で変わります。
Q2. 千曲市で、国保税の軽減を受けるために申請は必要ですか?
A. 7割・5割・2割の軽減、未就学児の均等割軽減、18歳年度末までの子ども分均等割軽減は申請不要です。ただし、前年中に所得がなくても所得税の確定申告や住民税の申告をしていないと軽減は受けられません。
申請が要るのは、非自発的失業者の軽減(税務課)と、社会保険等の被扶養者だった65歳以上の方への軽減です。産前産後の減額は原則届出が必要です。
Q3. 令和12年度に長野県で保険税が統一されると、千曲市はどうなりますか?
A. 長野県は令和12年度に国保の保険税水準を統一する方針です(県内統一の時期は、同じ県内の塩尻市などの公表でも確認できます)。千曲市のページには統一についての具体的な説明は載っていないため、統一後の税率や、いつ・どれだけ上がるかは本記事では断定しません。最新の情報は、市の税務課・国保医療係や公式サイトでご確認ください。
Q4. 子ども・子育て支援金分は、18歳未満にもかかりますか?
A. 均等割は、18歳になる年度末までの被保険者には全額軽減されます。ただし所得割(0.3%)と平等割(1,118円)はかかります。18歳以上の加入者には、均等割1,114円と18歳以上均等割73円がかかります。
Q5. 年金から天引きされている国保税を、口座振替に変えられますか?
A. 変えられます。ただし納付書への変更はできません。通帳・通帳の届出印・保険情報がわかるもの(保険証または資格確認書、資格情報のお知らせなど)を持参のうえ、税務課で申請します。特別徴収でも口座振替でも、納める税額の総額は変わりません。
Q6. 自動で適用される軽減と、申請が必要なものの違いは?
A. 自動適用=低所得の軽減(7割・5割・2割)、未就学児の5割軽減、18歳未満の子ども分軽減。要申請=非自発的失業軽減、産前産後軽減、所得に応じた軽減(7割・5割・2割)
(申請不要/要・所得申告)・未就学児の均等割軽減
(申請不要)・18歳年度末までの子ども分均等割の軽減
(申請不要)・非自発的失業者の軽減
(要申請)・産前産後期間の減額
(原則届出必要)・後期高齢者医療への移行に伴う経過措置(平等割の軽減)
(申請不要)・社会保険等の被扶養者だった65歳以上の方への軽減
(要申請)などの減免です。効き目の大きいものほど申請制——ここがミソです。
Q7. 退職後、国保の加入手続きはいつまでに?
A. 退職日の翌日から14日以内に千曲市役所 健康推進課 国保医療係(1階)/026-273-1111(内線1231・1232)で。14日を過ぎても加入義務は退職日の翌日にさかのぼるので、手続きが遅れた分の保険税もまとめて請求されます。得はひとつもないので早めに。
9. まとめ|千曲市の国保で押さえるべきポイント
- 千曲市は3方式(所得割+均等割+平等割)。令和8年度の料率は医療分7.70%・後期支援分2.40%・介護分1.80%・子ども分0.30%
- 均等割は医療分19,500円・後期支援7,500円・介護7,300円・子ども1,187円、平等割は合計で年36,618円。賦課限度額は世帯合計で年113万円
- 所得割の合計は12.2%。医療分の所得割が7.7%と高めな一方、均等割(1人あたり35,487円)・平等割(1世帯あたり36,618円)は塩尻市より約1万円・約7千円軽い
- 窓口が分かれている:税の算定・軽減申請は税務課、加入・脱退・給付は健康推進課 国保医療係。一部の手続きは上山田戸倉出張所でも可能
- 納期は7月〜翌年2月の年8回、納税通知書は令和8年7月14日(火)発送。年金天引きは4・6・8月が仮徴収、10・12・2月が本徴収
- 産前産後は所得割・均等割・18歳以上均等割を減額(単胎は前月から4か月、多胎は3か月前から6か月)。届出は出産予定日の6か月前から
- 人間ドックの補助(15,000円/25,000円)が、国保・後期高齢者医療・一部の社保被扶養者に出る。受診予定日の1か月前から申請
- 会社都合退職なら非自発的失業軽減。年25万円ほど変わることもあるのに届け出ないと1円も安くならない
- 収入がない年も住民税の申告を。しないと軽減判定が回りません
- 窓口は千曲市役所 健康推進課 国保医療係(1階)/026-273-1111(内線1231・1232)
出典・参考:
・千曲市公式:国民健康保険税(令和8年度の税率・軽減・納税方法)
・千曲市公式:産前産後期間の国民健康保険税の減額について
・千曲市公式:国民健康保険制度(加入・給付・人間ドック・窓口)
・千曲市公式:国民健康保険(トップ)
※本記事は2026年8月時点の令和8年度制度・料率に基づいています。最新の情報は千曲市公式サイトでご確認ください。